J１リーグ1stステージ・９節
アルビレックス新潟－ヴァンフォーレ甲府
４月30日（土）／18:30／デンカビックスワンスタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
1stステージ成績（８節終了時）：13位　勝点９　２勝３分３敗　９得点・11失点
 
【最新チーム事情】
●Ｂ・セレスキーが右ふくらはぎ痛で木曜日の練習を回避。今節の出場は微妙。
●最終ラインに畑尾、ボランチに新井を起用する布陣も選択肢のひとつに。
●怪我のため、別メニュー調整の続いていた土屋、柴村が全体練習に復帰。その一方で、吉野が左膝を痛め、しばらく離脱へ。
●昨季、柏で師事した新潟の吉田監督について、クリスティアーノは「多くのことを学んだ。攻撃的なチームを作ってくれるはず」と、対戦を心待ちにしている。
●新潟のプレッシングを回避するためのロングボールと、SBの背後への侵入を強調したトレーニングを行なう。
 
【担当記者の視点】
　ナビスコカップを含めここ３試合すべて引き分けと、６節の湘南戦以来勝ち星からは遠ざかる。一方で、こつこつと勝点を積み重ねているのも確かで、チームの生命線とも言える堅守の強度はある程度安定感を維持している。
 
　その守備面に関しては、前節のFC東京戦でセットプレーから失点。GK河田が「微妙な位置に来たボールに対して、どう対処すべきかを詰めたい」と語ったように、ポジショニングやマークの受け渡しの再確認を徹底したい。
 
　一方攻撃面では、リーグ戦ここ３試合連続でセットプレーから得点を挙げている。新たにショートCKを取り入れるなど、「自分たちのスタイルを作って相手を困惑させかった」（佐久間監督）という効果は表われおり、新潟戦でも期待が持てそうだ。