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【J1採点&寸評】G大阪×川崎|またも敗戦のG大阪は遠藤、今野、倉田、パトリックが最低点。逃げ切った川崎は最高点が6人

カテゴリ:Jリーグ

2016年04月29日

決勝弾の大久保は文句なしの最高点。CBコンビの奮闘もマン・オブ・ザ・マッチに匹敵。

【警告】G大阪=パトリック(45+3分) 川崎=三好(90+6分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大久保嘉人(川崎)

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【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6(32分OUT)
15分にグラウンダーのパスを通されるも、身体ごとパトリックに寄せてシュートを防いだ。しばらくプレーを続行したが、接触の影響により先制点直後の32分に交代した。
 
DF
2 登里享平 6
主戦場の左から場所を変え、チーム事情により人生初の右SBに入り、20分には小林との連係で打開。一定のパフォーマンスを維持し、守備でも大きなミスはなかった。
 
3 奈良竜樹 6.5
序盤に藤春に裏のスペースを突かれて、あわや失点の形を作られた。だが30分、ボール奪取後に30メートル近く持ち上がり、先制点の起点に。終盤はボールを撥ね返し続けた。
 
23 エドゥアルド 6.5
冷静な対応でパトリックや宇佐美らを抑え込み、カバーリングも安定。奈良との好連係でゴール前にカギをかけてゴールを許さず。CBコンビの奮闘が、無失点勝利の大きな要因に。
 
20 車屋紳太郎 5.5
69分、大島のスルーパスに抜け出して好機を迎えたがパスを選択。シュートを狙うべきだったか。パスの精度を欠いたり、判断が遅れる場面も散見され、やや安定感を欠いた。
 
MF
5 谷口彰悟 5
中盤の底でバランスを取りながら大島の上がりをサポート。前半終了間際、コントロールミスからピンチを招くも、大島のブロックに救われた。ミスの頻発は、もはや看過できない。
 
14 中村憲剛 6.5(90+3分OUT)
22分の絶妙なスルーパスは真骨頂。先制点の場面でも起点となり、高い位置で持ち前の攻撃センスを随所に発揮。大久保との距離感や連動性も良く、ふたりで相手を苦しめた。
 
10 大島僚太 6.5
開始早々、エリア内まで上がってファーストシュートを放つなど攻撃の意識は強かった。球際での激しい寄せに加え、前半終了間際のブロックなど、守備でも勝利に大きく貢献。
 
19 森谷賢太郎 5(84分OUT)
簡単にボールを奪われる場面が目立ち、ひとり流れに乗れていなかった感も。ボールが落ち着かず、パスも微妙にズレるなど、交代するまで精彩を欠いた。
 
11 小林 悠 6
22分、中村のスルーパスに抜け出し、GKとの1対1で倒されたように見えたが笛はならず。決定機を見す見す逃したが、30分のアシストで挽回。後半も攻撃の起点としてリズムを作った。

FW 
13 大久保嘉人 6.5
中村との縦関係で上手くマークを外し、ゴール前に飛び込むヘディングで決勝弾。後半もあと一歩でゴールという形を作っており、ここぞという場面でしっかり結果を残した。
 
交代出場
GK 
30 新井章太 6.5(32分IN)
負傷交代のチョン・ソンリョンに代わり、急きょ出場。前半終了間際、パトリックとの競り合いでヒートアップする場面も。終盤はハイボールの対応で安定感を見せた。
 
MF 
21 エドゥアルド・ネット ―(84分IN)
ボランチに入り、高さを活かして相手のパワープレーを凌いだ。劣勢の流れで攻撃面の良さは出せなかったが、守備で与えられた役割は果たしたと言える。
 
MF 26 三好康児 ―(90+3分IN)
終了間際に逃げ切り要員として投入され、全力でチェイシング。丹羽との競り合いで腕をぶつけ警告を受けたが、ある意味では「勝利への執念」とも言えるファウルだった。
 
監督
風間八宏 6
守護神の負傷交代というアクシデントに見舞われたが、冷静な試合運びを披露。後半は押し込まれる時間が続いたなか、交代カードを要所で切りながら上手く逃げ切った。
 
 
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 

エドゥアルドとともに無失点に貢献したのが奈良(3番)。前節の浦和戦で右足のすねを10針縫う怪我を負ったが、気迫のプレーを見せた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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大久保の今季6ゴール目で川崎が勝利。前節の浦和戦で敗れた悪いムードを払拭し、大阪まで足を運んだサポーターと歓喜を分かち合った。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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