柴﨑がクロスを許し、ミキッチが裏を取られて失点と王者らしさを欠く。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
28分、太田の突破からの折り返しに対して素早い飛び出しでコースを制限し、前半アディショナルタイムにはアダイウトンのシュートを間一髪足で阻止。結果的に1失点したが、チームを救うセーブが光った。
DF
4 水本裕貴 5.5
前半終了間際にアダイウトンとの競り合いでスリップして決定機を献上。林の好セーブで事なきを得たが、ビルドアップでも安易なパスミスを犯し、流れに乗れなかった印象だ。
23 吉野恭平 5.5(69分OUT)
千葉の代役に抜擢され、広島移籍後初のJ1リーグ戦出場。球際を恐れない気迫のプレーを見せたが、失点の場面では状況判断が遅れ、武器とする攻撃参加も慎重になりすぎた感は否めない。
33 塩谷 司 6
リーグ戦初先発の吉野を上手くカバーしながら、自らもアダイウトンとのフィジカル勝負を展開。裏を突くロングボールやGKの位置を見越したロングシュートなど、状況に合った冷静な判断が光った。
MF
8 森﨑和幸 6
磐田の帰陣が早く、ブロックを作るため、ビルドアップは普段のようにテンポが上がらず。それでも随所に縦パスを交えてズレを作り、守備ではセカンドボールを巧みに拾っていた。
14 ミキッチ 5
サイドのスペースを使って次々と突破を繰り出し、動き自体は悪くなかった。ただ、守備では完全に裏を取られて中村太にゴールを許した責任は重い。
18 柏 好文 5.5
ボールを受けて縦に仕掛けようとするも、相手のマークが厳しくチャンスにつなげられず。昨季ほどの迫力が感じられないのが、チームの攻撃にも影響している。
25 茶島雄介 5.5(69分OUT)
攻めてはフリーランニング、守っては精力的なフォアチェックにプレスバックと精力的に動いた。しかし、ロングボールが多くなる展開に、地上戦を得意とするスタイルは埋もれる形に。
28 丸谷拓也 5.5(81分OUT)
昨年5月の新潟戦以来となるリーグ戦先発出場。中盤で四方を囲まれてパスの送り先を制限され、青山と比べると展開力に物足りなさを感じざるを得ない。
30 柴﨑晃誠 5.5
54分、ショートコーナーから茶島との連係でミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃。失点の場面は小林への寄せが甘く、簡単にクロスを許してしまった。
FW
9 ピーター・ウタカ 5.5
あまりボールを触れず、決定力は影を潜めた。連係で崩すタイプだけに、ロングボールで裏を狙う戦術にはあまりフィットしなかった。
交代出場
FW
31 宮吉拓実 5.5(69分IN)
85分、後方からのロングボールに抜け出し、倒れながらシュートを放つもカミンスキーの好セーブに阻まれる。停滞する流れを変えられなかった。
MF
6 青山敏弘 5.5(69分IN)
体調が万全ではなく、無念のベンチスタート。身体が重く、ペースも思うように上がらなかった。試合後には「情けない」と自らを一喝。
FW
11 佐藤寿人 -(81分IN)
3試合ぶりの出場で、P・ウタカと2トップを形成。ラインブレイクを狙って最終ラインと駆け引きを続け、懸命にボールを追ったが、シュートチャンスを得られなかった。
監督
森保 一 5.5
故障と出場停止で主力を欠き、苦しい戦いを強いられるなか、2枚代えや佐藤投入など、勝利を目指して積極的に動いた。しかし、名波監督の対策を打ち崩せず完敗。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 林 卓人 6
28分、太田の突破からの折り返しに対して素早い飛び出しでコースを制限し、前半アディショナルタイムにはアダイウトンのシュートを間一髪足で阻止。結果的に1失点したが、チームを救うセーブが光った。
DF
4 水本裕貴 5.5
前半終了間際にアダイウトンとの競り合いでスリップして決定機を献上。林の好セーブで事なきを得たが、ビルドアップでも安易なパスミスを犯し、流れに乗れなかった印象だ。
23 吉野恭平 5.5(69分OUT)
千葉の代役に抜擢され、広島移籍後初のJ1リーグ戦出場。球際を恐れない気迫のプレーを見せたが、失点の場面では状況判断が遅れ、武器とする攻撃参加も慎重になりすぎた感は否めない。
33 塩谷 司 6
リーグ戦初先発の吉野を上手くカバーしながら、自らもアダイウトンとのフィジカル勝負を展開。裏を突くロングボールやGKの位置を見越したロングシュートなど、状況に合った冷静な判断が光った。
MF
8 森﨑和幸 6
磐田の帰陣が早く、ブロックを作るため、ビルドアップは普段のようにテンポが上がらず。それでも随所に縦パスを交えてズレを作り、守備ではセカンドボールを巧みに拾っていた。
14 ミキッチ 5
サイドのスペースを使って次々と突破を繰り出し、動き自体は悪くなかった。ただ、守備では完全に裏を取られて中村太にゴールを許した責任は重い。
18 柏 好文 5.5
ボールを受けて縦に仕掛けようとするも、相手のマークが厳しくチャンスにつなげられず。昨季ほどの迫力が感じられないのが、チームの攻撃にも影響している。
25 茶島雄介 5.5(69分OUT)
攻めてはフリーランニング、守っては精力的なフォアチェックにプレスバックと精力的に動いた。しかし、ロングボールが多くなる展開に、地上戦を得意とするスタイルは埋もれる形に。
28 丸谷拓也 5.5(81分OUT)
昨年5月の新潟戦以来となるリーグ戦先発出場。中盤で四方を囲まれてパスの送り先を制限され、青山と比べると展開力に物足りなさを感じざるを得ない。
30 柴﨑晃誠 5.5
54分、ショートコーナーから茶島との連係でミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃。失点の場面は小林への寄せが甘く、簡単にクロスを許してしまった。
FW
9 ピーター・ウタカ 5.5
あまりボールを触れず、決定力は影を潜めた。連係で崩すタイプだけに、ロングボールで裏を狙う戦術にはあまりフィットしなかった。
交代出場
FW
31 宮吉拓実 5.5(69分IN)
85分、後方からのロングボールに抜け出し、倒れながらシュートを放つもカミンスキーの好セーブに阻まれる。停滞する流れを変えられなかった。
MF
6 青山敏弘 5.5(69分IN)
体調が万全ではなく、無念のベンチスタート。身体が重く、ペースも思うように上がらなかった。試合後には「情けない」と自らを一喝。
FW
11 佐藤寿人 -(81分IN)
3試合ぶりの出場で、P・ウタカと2トップを形成。ラインブレイクを狙って最終ラインと駆け引きを続け、懸命にボールを追ったが、シュートチャンスを得られなかった。
監督
森保 一 5.5
故障と出場停止で主力を欠き、苦しい戦いを強いられるなか、2枚代えや佐藤投入など、勝利を目指して積極的に動いた。しかし、名波監督の対策を打ち崩せず完敗。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。