「まだまだ伸びる」「特に評価しているのが...」久保建英は何が凄いのか。“素顔”と共にソシエダMFが明かす「怒っているとかでは全然ない」【現地発インタビュー】
カテゴリ:海外日本人
2024年06月08日
久保の去就についてメンデスの見解は?
ブライスはさらに、その非凡なセンスは練習中にも随所に感じると語る。
「スピードがあって何をしてくるか分からない。足に吸い付くようなボールタッチで縦にも中にもどちらにも抜ける。シュートが上手いし、ゴール前にタイミングよく顔を出す」
連戦による疲労の蓄積でタケが後半戦、失速したというのは共通の認識になっているが、ブライスはそうした外野の声にも反論する。
「終盤も調子が良いように見えたよ。長いシーズン、多かれ少なかれ好不調の波はある。選手というのは、良く言えば野心的で悪く言えば、わがままなところがある。誰だって全試合フルタイム出場したい。でもだからこそ監督が存在するのであって、僕たちは与えられた時間、全力でプレーするだけだ」
「スピードがあって何をしてくるか分からない。足に吸い付くようなボールタッチで縦にも中にもどちらにも抜ける。シュートが上手いし、ゴール前にタイミングよく顔を出す」
連戦による疲労の蓄積でタケが後半戦、失速したというのは共通の認識になっているが、ブライスはそうした外野の声にも反論する。
「終盤も調子が良いように見えたよ。長いシーズン、多かれ少なかれ好不調の波はある。選手というのは、良く言えば野心的で悪く言えば、わがままなところがある。誰だって全試合フルタイム出場したい。でもだからこそ監督が存在するのであって、僕たちは与えられた時間、全力でプレーするだけだ」
シーズンの終わりは、移籍市場のオープンを意味する。ソシエダには、ミケル・メリーノ、マルティン・スビメンディ、ロビン・ル・ノルマン、そしてタケとメディアをにぎわしている選手が4人いるが、その中で今夏、最もチームを離れる可能性が高いのは誰かと聞くと、ブライスの予想は全員残留というものだった。
「僕は4人全員残ることに賭ける。毎年のことさ。メディアは当たればラッキーという感じでダンスを始めるけど、何も起こらないことのほうが圧倒的に多い。ドレッシングルームではジョークとして受け止めている。ひと夏を経て、チームの顔ぶれが大きく変わるとは思えない。だから色々な噂が取り沙汰されても、ドレッシングルーム内の空気はいたって平静だ」
「仮にその中で本当の話があるとするなら、それはビッグクラブが注目に値する選手がソシエダにいることになる。僕たちが近年、良いシーズンを送っている証で、評価しなければならない」
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【記事】日本騒然の“久保ベンチ外”にスペインメディアが見解「ソシエダが彼を五輪に出場させたくない証拠だ」
「僕は4人全員残ることに賭ける。毎年のことさ。メディアは当たればラッキーという感じでダンスを始めるけど、何も起こらないことのほうが圧倒的に多い。ドレッシングルームではジョークとして受け止めている。ひと夏を経て、チームの顔ぶれが大きく変わるとは思えない。だから色々な噂が取り沙汰されても、ドレッシングルーム内の空気はいたって平静だ」
「仮にその中で本当の話があるとするなら、それはビッグクラブが注目に値する選手がソシエダにいることになる。僕たちが近年、良いシーズンを送っている証で、評価しなければならない」
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【記事】日本騒然の“久保ベンチ外”にスペインメディアが見解「ソシエダが彼を五輪に出場させたくない証拠だ」