石井監督がどんな状態でも柴崎を起用し続ける理由とは。
鹿島の石井正忠監督は、ここまでリーグ戦全試合で柴崎をフル出場させてきた。どんなに調子を落としているように見えてもメンバーから外すことなく、攻撃の中心に据えてきたのだ。監督が柴崎を評価するポイントはふたつある。
「まわりの選手とうまく連係して守備ができる」という守備時のポジショニング、と「最後の最後までああやって前線まで攻撃の選手として上がっていける運動量とアグレッシブさ」だという。
鹿島は8節で柏に敗れ、今季の公式戦で4度目の敗戦を喫した。そのうち3度は金崎夢生を欠いたなかでの戦いだったことから、“金崎頼み”の印象は強まるばかりだ。
しかし、スペシャルな才能を持つのは金崎だけではない。柴崎こそ、そう言われる立場に戻らなければならない。
取材・文:田中 滋(フリーライター)
「まわりの選手とうまく連係して守備ができる」という守備時のポジショニング、と「最後の最後までああやって前線まで攻撃の選手として上がっていける運動量とアグレッシブさ」だという。
鹿島は8節で柏に敗れ、今季の公式戦で4度目の敗戦を喫した。そのうち3度は金崎夢生を欠いたなかでの戦いだったことから、“金崎頼み”の印象は強まるばかりだ。
しかし、スペシャルな才能を持つのは金崎だけではない。柴崎こそ、そう言われる立場に戻らなければならない。
取材・文:田中 滋(フリーライター)