横浜Ｆ・マリノス
１stステージ成績（６節終了時）：４位　勝点11　３勝２分１敗　７得点・５失点
 
【最新チーム事情】
●先発メンバーは前節・浦和戦から変わらないだろう。U-19日本代表候補合宿に参加していた遠藤は14日から合流し、左MFで先発する見込み。
●浦和戦を負傷欠場した齋藤は試合前日から全体練習に合流。モンバエルツ監督はベンチ入りを明言した。
●１トップのカイケは練習で精度の高いシュートを披露。来日初ゴールなるか。
●中村は磐田を率いる名波浩監督と日本代表でプレーした経験がある。「長い間やっているとこういうことがあるから不思議」と笑顔だった。
 
【担当記者の視点】
　磐田には得点ランクトップのジェイがいるだけに、まずは守備から入る手堅い戦い方になるはず。前節の浦和戦ではスコアレスドローで、連勝は「３」で止まったが、今季リーグ戦で初の無失点を達成。守備は安定感を取り戻しつつある。
 
“良い守備から良い攻撃”を意識し、劣勢の時間を耐えながら、カウンターに活路を見出す。CFのカイケがどこまで周囲と連動して攻撃を仕掛けられるか。ボランチの果敢な飛び出しなど、中盤の精力的なサポートが鍵を握るだろう。
 
　齋藤の先発復帰は見送られたが、ルーキーの遠藤は試合を重ねるごとに自信を付けてきている印象だ。今節こそ決定的な仕事でチームの勝利に貢献したい。