SBにコンバートされ一気に台頭
仲間たちも関根の仕事ぶりに賛辞を送っており、チームに欠かせない選手になりつつあるのが見て取れる。
「山田とセキのコンビは良いと思う。前回もあのコンビを組んでいますし、コミュニケーションが取れているので、チームの攻撃の起点になっていると思います。インナーラップをして、楓喜君が突く。この前の1点目もそうだったし、新しい感じで良い形だった」(藤尾翔太)
「関根の良いところはポジショニング。外だけじゃなくて中に入ってこれるし、技術の高さもある。逆に自分が抜けてスペースを作ってあげることで、関根もやりやすいのかなと。それがうまくハマって良かった」(川﨑)
静岡学園高時代はCB。2年次に松村優太(鹿島)らと全国優勝を果たしたが、1試合しか出番がなく、出場時間も1分に留まった。3年次はコロナ禍の影響でインターハイなどが中止になり、選手権も出場権を逃して日の目を見ずに拓殖大へと進学した。
しかし、大学で人生がガラリと変わる。1年次の後半にSBにコンバートされてから一気に台頭すると、昨年4月に初めてU-22代表候補に選出された。同年6月には遠征メンバーに入り、10月には先述のアジア競技大会に参加。シンデレラストーリーは続き、大学卒業後の加入を1年前倒してプロの世界に飛び込んだ。
昨年の代表活動では大学サッカー部にベースを置いていたため、プレースピードに馴染めずに思うような力を発揮できなかった時期もある。アジア競技大会では決勝で韓国に敗北し、自分の現在地を突きつけられる経験もした。
「山田とセキのコンビは良いと思う。前回もあのコンビを組んでいますし、コミュニケーションが取れているので、チームの攻撃の起点になっていると思います。インナーラップをして、楓喜君が突く。この前の1点目もそうだったし、新しい感じで良い形だった」(藤尾翔太)
「関根の良いところはポジショニング。外だけじゃなくて中に入ってこれるし、技術の高さもある。逆に自分が抜けてスペースを作ってあげることで、関根もやりやすいのかなと。それがうまくハマって良かった」(川﨑)
静岡学園高時代はCB。2年次に松村優太(鹿島)らと全国優勝を果たしたが、1試合しか出番がなく、出場時間も1分に留まった。3年次はコロナ禍の影響でインターハイなどが中止になり、選手権も出場権を逃して日の目を見ずに拓殖大へと進学した。
しかし、大学で人生がガラリと変わる。1年次の後半にSBにコンバートされてから一気に台頭すると、昨年4月に初めてU-22代表候補に選出された。同年6月には遠征メンバーに入り、10月には先述のアジア競技大会に参加。シンデレラストーリーは続き、大学卒業後の加入を1年前倒してプロの世界に飛び込んだ。
昨年の代表活動では大学サッカー部にベースを置いていたため、プレースピードに馴染めずに思うような力を発揮できなかった時期もある。アジア競技大会では決勝で韓国に敗北し、自分の現在地を突きつけられる経験もした。
だが、そうした悔しさは全ての力になり、今の自分に繋がっている。
「僕自身、アジア大会の決勝でレベルの違いを個人として感じた。あの韓国を基準にして、それを頭の中に持って今までプレーをしてきた」というように、世界で戦うための準備を進め、Jの舞台で戦いながら経験を重ねてきた。
不断の努力が実を結び、アジアだけではなく、次のステージでも戦えそうな予感すら漂わせている。
「コンディションが良いですし、変に緊張もしていない。普段と変わらないようなプレーが出せている。アジアの舞台を楽しめているので、今のところは良いパフォーマンスが出せてのびのびとプレーができていると感じています」
次戦は韓国との大一番。日本は2連勝ですでにグループステージ突破が決まっているとはいえ、1位抜けを目ざすうえでは絶対に負けられない。関根にとっても自身の成長を確認するために格好の舞台となる。右肩上がりで成長を続ける背番号4から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【記事】大岩Jと韓国が全く同じ成績で並ぶ。日韓戦がドローなら順位決定方法は? 単独首位を逃した“外しすぎ”にネット反響!「5-0で勝てた」「あと1点は欲しかった」【U-23アジア杯】
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「僕自身、アジア大会の決勝でレベルの違いを個人として感じた。あの韓国を基準にして、それを頭の中に持って今までプレーをしてきた」というように、世界で戦うための準備を進め、Jの舞台で戦いながら経験を重ねてきた。
不断の努力が実を結び、アジアだけではなく、次のステージでも戦えそうな予感すら漂わせている。
「コンディションが良いですし、変に緊張もしていない。普段と変わらないようなプレーが出せている。アジアの舞台を楽しめているので、今のところは良いパフォーマンスが出せてのびのびとプレーができていると感じています」
次戦は韓国との大一番。日本は2連勝ですでにグループステージ突破が決まっているとはいえ、1位抜けを目ざすうえでは絶対に負けられない。関根にとっても自身の成長を確認するために格好の舞台となる。右肩上がりで成長を続ける背番号4から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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