百戦錬磨の男たちの貢献
74分からピッチに立った川又は昨夏から沼津でプレー。自身もチームも徐々に上向いている実感を覚えているようだ。
「沼津のスタンダードがあるなかで、僕も良い競争ができていますし、チームとしても戦術を突き詰められている。開幕の金沢(3-0)、鳥取(4-0)にゴールを量産できたことが今の自信につながっているのかなと感じます。今年はクロスの回数を増やしていこうとしていて、それがゴール増の要因かなと。自分もそういうなかで結果を残したい」と、齋藤と同じ34歳のFWは目をギラつかせた。
ベンチ外が続いている今年50歳の大ベテラン伊東輝悦も含めて、百戦錬磨の男たちがもたらす経験値や勝負勘、試合をコントロールする力も今の沼津にとって大きなプラス要素。あらゆる意味で多彩な戦い方ができるようになってきた彼らにとって、2024年はJ2昇格のビッグチャンス。ここをモノにできるか否かは非常に興味深いところだ。
「沼津のスタンダードがあるなかで、僕も良い競争ができていますし、チームとしても戦術を突き詰められている。開幕の金沢(3-0)、鳥取(4-0)にゴールを量産できたことが今の自信につながっているのかなと感じます。今年はクロスの回数を増やしていこうとしていて、それがゴール増の要因かなと。自分もそういうなかで結果を残したい」と、齋藤と同じ34歳のFWは目をギラつかせた。
ベンチ外が続いている今年50歳の大ベテラン伊東輝悦も含めて、百戦錬磨の男たちがもたらす経験値や勝負勘、試合をコントロールする力も今の沼津にとって大きなプラス要素。あらゆる意味で多彩な戦い方ができるようになってきた彼らにとって、2024年はJ2昇格のビッグチャンス。ここをモノにできるか否かは非常に興味深いところだ。
首位攻防戦は引き分けという結果に終わったが、沼津にとっては7000人を超える大観衆の敵地での勝点1確保は悪くない結果だろう。2022年ベースのクラブ資金規模を比較すると、沼津のそれは大宮の5分の1。自前の練習拠点もクラブハウスも持たない小クラブの快進撃は見る者をワクワクさせてくれるはずだ。
「プレースピード、判断スピード、ボールスピード、そういうところのスピードアップにこだわっていかないといけない」と中山監督は語気を強めたが、今のチームがそういった方向に進んでいるのは確か。ここからの変化、今後の戦いぶりから目が離せない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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