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「信じられないほどひどい」ボルシアMGで主力の板倉滉がこぼした本音「苦しいね。1勝するのが難しいなって」【現地発コラム】

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2024年04月05日

「得点パターンも攻撃パターンも少ないというか…」

 ピッチに立っていて、仲間が自信を持ってプレーできていないことも感じているようだ。

「前に(パスを)つけれるところで、後ろになる。そういう機会を逃すと、どんどん相手が前向きにプレスを仕掛けてくるし、どんどん押し込まれて、結局キーパーまで下げるといったシーンが多い」

 ボールを持ってもどのように運べばいいのか。そのあたりに迷いを感じる。チームとしての狙いがないわけではない。ただ、そのパターンが相手にすっかり研究されてもいる。それは板倉も認めるところだ。

「得点パターンというのが少ないし、攻撃パターンも少ないというか。1トップのジョーダン(シエバチュ)にパスを入れる以外の形がなかなかないと思う。それが自分たちの強みではありますけど、厳しいなと思う」
 
 ここ数年、ボルシアMGはチーム改革に乗り出している。いや、乗り出そうとしているといった方が適切かもしれない。

 2019-20シーズン、マルコ・ローゼ監督(現RBライプツィヒ)とともに4位でフィニッシュしたクラブは、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。しかし、翌シーズンの途中にローゼ監督が21年夏のドルトムント行きを表明すると、一気に成績が悪化して8位低迷。以降、ボルシアMGはトンネルから抜け出せずにいる。

 ローゼの後任となったアディ・ヒュッター、ダニエル・ファルケはそれぞれ1シーズンでクラブを去り、今シーズンから指揮を執るセオアネも明確な骨格を作ることができないでいる。
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