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上田綺世の薫陶を受けた細谷真大。アジア杯参戦の経験を大岩ジャパンに還元し、ウクライナ撃破の一発を期待したい【U-23代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年03月25日

「結果にこだわって戦っていきたい」

先のアジア杯に参戦。A代表の活動で多くを学んだ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 今のところ、今季のJ1ではまだ無得点だが、その鬱憤をウクライナ戦で晴らしたいところ。代表合流直前の16日の名古屋グランパス戦後には「しっかりチームのために走りながら、足りてないゴールってところに自分自身、しっかり向き合い、結果にこだわっていきたい。そのためにも周囲との距離感を近くして、攻撃に厚みをもたらすことが大事。クロスの入り方にもまだ課題があるので、改善していかないといけないですね」とも語っており、それをこの試合で具現化できれば理想的。大きな手応えを掴めるはずだ。

 これまでU-23代表で長く共闘してきた鈴木唯人(ブレンビー)ら主要な欧州組が不在で、荒木遼太郎(FC東京)のようにプレー回数の少ない選手とも一緒に戦うことになるが、お互いの特徴を短期間ですり合わせて、自らが得点できる形を作っていかなければいけない。そのためにも、やはり細谷が積極的にアクションを起こし、周りに要求していくことが重要だ。

 先輩の上田も数々のトライを繰り返しながら、東京五輪、カタール・ワールドカップを経て、現在は日本代表で最大の得点源になりつつある。その背中を追いかけるべき細谷も、ここから一気に突き抜けていかなければいけない。
 
 そういう意味で、今回のウクライナ戦は絶好の飛躍のチャンス。五輪出場国を相手にも十分戦えることを示せれば、A代表復帰の道も見えてくるだろう。

「今回はホームで試合ができる。そこで五輪出場を決めているチームに勝てたら、自分たちも自信がついて、最終予選に臨めると思うので、結果にこだわってしっかり戦っていきたいなと思います」

 改めて気合を入れた22歳の点取り屋には、急遽、視察に訪れることが決まった森保一監督の前で“確固たる違い”を印象付けてほしいもの。数少ないA代表経験者として、細谷にはウクライナを撃破する一撃を強く求めたい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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