広島――勝負どころできっちり試合を決める。浅野はエースナンバーに相応しい働きだった。

【警告】大宮=N・ペチュニク(31分)、D・ムルジャ(53分)、河本(76分)、家長(79分)、横山(90+3分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】浅野拓磨(広島)

前半だけで2得点。1点差に追い上げられても焦らず、堅固な守備から勝負を決める3点目をゲット。さらに加点を続けて、リーグ戦初勝利を掴んだ。写真:徳原隆元
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6.5
42分のFKへの飛び出しはヒヤッとさせられたが、それ以外はほぼミスなし。失点はノーチャンスだった。
DF
33 塩谷 司 6
パス回しに引き出されて、自身のゾーンから失点を喫する。前半の出来が良かっただけに、もったいない場面だった。
5 千葉和彦 6.5
家長を中心とした揺さぶりにも動揺せずにしっかりとラインを統率。前からのプレスも苦にしていなかった。
19 佐々木翔 6.5
身体の強さはD・ムルジャ、N・ペチュニクに負けてない。最終局面での激しさで味方を鼓舞していた。
MF
14 ミキッチ 6.5(68分OUT)
一気に縦へと駆け上がる推進力はさすが。パスかドリブルかのプレー選択が的確で、百戦錬磨を体現していた。
6 青山敏弘 6.5
四方八方からの徹底マークに苦しむ。それでも巧みにパスを受けて、精度の高いフィードを展開。苦しい時間帯の得点はチームを大勝へと導いた。
37 宮原和也 6.5
最終ラインに落ちてボールを捌き、攻撃のリズムを作る。機を窺って敵陣へと姿を現わす豊富な上下動は、パス回しのスパイスに。
18 柏 好文 6.5
サイドで高い位置を取って、相手SBを牽制。ボールが回ってくれば積極的に仕掛けてクロスを供給した。
30 柴﨑晃誠 6.5
浅野、P・ウタカと比較すれば、やや控えめなパフォーマンス。だが、攻撃では潤滑油となり、守備では献身的なプレスを見せていた。
9 ピーター・ウタカ 7(86分OUT)
大宮が敷く4-4ラインのスペースに入り込んで、チャンスを創出。先制ゴールに2点目のアシストと、今日は強さよりも上手さで攻撃の活性化に貢献していた。
FW
10 浅野拓磨 7.5(68分OUT)
何度かオフサイドとなったが、それも果敢に裏を狙う姿勢があってこそ。持ち味を存分に出して相手の両CBを困らせた。強烈な今季初ゴールを含め、3得点に絡む。
交代出場
MF
16 清水航平 6.5(68分IN)
交代出場だが、先発したミキッチに比肩する。切れ味鋭いドリブルで、対面した相手を圧倒した。
25 茶島雄介 6(68分IN)
前後左右に動いて、ボールを引き出す。ゲーム展開からすれば、強引さがもっとあっても良かったのでは?
22 皆川佑介 -(86分IN)
大宮をさらに自陣へと押し込むべく、ラスト5分で投入。前線からのチェイシングで終盤の堅守に貢献。
監督
森保 一 6.5
相手の弱みを突くしたたかな試合運びを見せる。勝負どころを嗅ぎ分ける手腕もさることながら、失点後の立て直しはまさに“名将”のそれ。
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 林 卓人 6.5
42分のFKへの飛び出しはヒヤッとさせられたが、それ以外はほぼミスなし。失点はノーチャンスだった。
DF
33 塩谷 司 6
パス回しに引き出されて、自身のゾーンから失点を喫する。前半の出来が良かっただけに、もったいない場面だった。
5 千葉和彦 6.5
家長を中心とした揺さぶりにも動揺せずにしっかりとラインを統率。前からのプレスも苦にしていなかった。
19 佐々木翔 6.5
身体の強さはD・ムルジャ、N・ペチュニクに負けてない。最終局面での激しさで味方を鼓舞していた。
MF
14 ミキッチ 6.5(68分OUT)
一気に縦へと駆け上がる推進力はさすが。パスかドリブルかのプレー選択が的確で、百戦錬磨を体現していた。
6 青山敏弘 6.5
四方八方からの徹底マークに苦しむ。それでも巧みにパスを受けて、精度の高いフィードを展開。苦しい時間帯の得点はチームを大勝へと導いた。
37 宮原和也 6.5
最終ラインに落ちてボールを捌き、攻撃のリズムを作る。機を窺って敵陣へと姿を現わす豊富な上下動は、パス回しのスパイスに。
18 柏 好文 6.5
サイドで高い位置を取って、相手SBを牽制。ボールが回ってくれば積極的に仕掛けてクロスを供給した。
30 柴﨑晃誠 6.5
浅野、P・ウタカと比較すれば、やや控えめなパフォーマンス。だが、攻撃では潤滑油となり、守備では献身的なプレスを見せていた。
9 ピーター・ウタカ 7(86分OUT)
大宮が敷く4-4ラインのスペースに入り込んで、チャンスを創出。先制ゴールに2点目のアシストと、今日は強さよりも上手さで攻撃の活性化に貢献していた。
FW
10 浅野拓磨 7.5(68分OUT)
何度かオフサイドとなったが、それも果敢に裏を狙う姿勢があってこそ。持ち味を存分に出して相手の両CBを困らせた。強烈な今季初ゴールを含め、3得点に絡む。
交代出場
MF
16 清水航平 6.5(68分IN)
交代出場だが、先発したミキッチに比肩する。切れ味鋭いドリブルで、対面した相手を圧倒した。
25 茶島雄介 6(68分IN)
前後左右に動いて、ボールを引き出す。ゲーム展開からすれば、強引さがもっとあっても良かったのでは?
22 皆川佑介 -(86分IN)
大宮をさらに自陣へと押し込むべく、ラスト5分で投入。前線からのチェイシングで終盤の堅守に貢献。
監督
森保 一 6.5
相手の弱みを突くしたたかな試合運びを見せる。勝負どころを嗅ぎ分ける手腕もさることながら、失点後の立て直しはまさに“名将”のそれ。
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。