大宮――バランスを崩して攻めるも1ゴールが精一杯。1トップ+2シャドーに翻弄されたCBふたりが低評価に。

【警告】大宮=N・ペチュニク(31分)、D・ムルジャ(53分)、河本(76分)、家長(79分)、横山(90+3分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】浅野拓磨(広島)

ホームでJ1王者に1-5と大敗。ボール回しとプレスで押し込む時間も作ったが、大きな差を痛感する試合になった。写真:徳原隆元
【チーム採点・寸評】
大宮 5
1-2からあった攻勢の時間帯で決め切れず、逆に失点して前掛かりにならなければならなかったのがすべて。強者相手に多少なりとも主導権を握るサッカーを体現できたのが救いだ。
広島 6.5
苦しい展開から失点を喫して、その後も押し込まれたが、耐え切って勝負を決める。J1王者のしたたかさをJ2王者に存分に見せつけて、連覇への勢いをつけるリーグ戦初勝利を飾った。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・4節 大宮 1-5 広島
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 5
30分には勇気を持って飛び出してピンチ阻止。幾度かの好セーブは加点されて然るべきだが、評価は5失点という結果を重く受け止めた。
DF
22 和田拓也 5
前半は右、後半は左SBに配置される。攻撃面では一定の戦いぶりも、広島の両ウイングバックの対応で後手に回って5失点目に絡む。
28 福田俊介 4.5
出入りを繰り返す2シャドーと裏を狙い続ける浅野の対応に苦慮。寄せるべきか、待つべきか。判断に迷いがあった。
3 河本裕之 4.5
必死に最終ラインの崩壊を食い止めようとしたが……。ラインを高く保つ際の担保をどうするかが曖昧だった。
5 沼田圭悟 5(HT OUT)
前への意識が空回りしていたか。自身の裏のスペースを何度も使われ、安定感を欠いたまま45分でピッチを去る。
MF
18 横山知伸 5
クラッシャーとして、必死にボールを追う。しかし、前掛かりになってカバー範囲が広がった後半にはガス欠で精彩を欠いた。
10 岩上祐三 5
攻守ともに存在感が薄かった。持ち場が広大であることを考えれば仕方のない部分もあるが、相手の術中にハマり、後手に回ってボールを追いかける羽目に。
9 ネイツ・ペチュニク 5(HT OUT)
前3戦と比べれば、ボールホルダーに過度なプレスを掛けなくなった。しかし、まだボランチやSBと連係不足か。
39 泉澤 仁 6(73分OUT)
ハードワークを続けて、攻撃だけでない選手であることを示す。家長とのパス交換から唯一の得点を演出。
FW
41 家長昭博 5.5
ボールを簡単には失わず、味方が上がる時間を作る。得点直後、64分にエリア内で放ったシュートはせめて枠内に飛ばしてほしい。
8 ドラガン・ムルジャ 5.5
思ったようなプレーができずにイライラを溜めた。52分と87分のヘディングは、ストライカーとして決めてほしかった。
交代出場
17 横谷 繁 6(HT IN)
昨季から積み上げたコンビネーションで、攻撃に流動性を生む。逆サイドからエリアに侵入して1ゴール。広島ゴールを脅かした。
19 奥井 諒 5.5(HT IN)
最低でも2得点が必要な状況で、今季初出場を果たす。ただ、大胆な攻め上がりよりもサイドを攻略される場面が目立った。
7 江坂 任 5.5(73分IN)
ボールを受けてからのターンや落としでアピールは成功。ただ、試合展開的に攻撃面の持ち味を活かしたとは言えない。
監督
渋谷洋樹 5
主導権を握る時間帯は確実に増加。しかし、追いつくための有効な手を打てないまま敗軍の将となったのだから採点は下がる。
大宮 5
1-2からあった攻勢の時間帯で決め切れず、逆に失点して前掛かりにならなければならなかったのがすべて。強者相手に多少なりとも主導権を握るサッカーを体現できたのが救いだ。
広島 6.5
苦しい展開から失点を喫して、その後も押し込まれたが、耐え切って勝負を決める。J1王者のしたたかさをJ2王者に存分に見せつけて、連覇への勢いをつけるリーグ戦初勝利を飾った。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・4節 大宮 1-5 広島
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 5
30分には勇気を持って飛び出してピンチ阻止。幾度かの好セーブは加点されて然るべきだが、評価は5失点という結果を重く受け止めた。
DF
22 和田拓也 5
前半は右、後半は左SBに配置される。攻撃面では一定の戦いぶりも、広島の両ウイングバックの対応で後手に回って5失点目に絡む。
28 福田俊介 4.5
出入りを繰り返す2シャドーと裏を狙い続ける浅野の対応に苦慮。寄せるべきか、待つべきか。判断に迷いがあった。
3 河本裕之 4.5
必死に最終ラインの崩壊を食い止めようとしたが……。ラインを高く保つ際の担保をどうするかが曖昧だった。
5 沼田圭悟 5(HT OUT)
前への意識が空回りしていたか。自身の裏のスペースを何度も使われ、安定感を欠いたまま45分でピッチを去る。
MF
18 横山知伸 5
クラッシャーとして、必死にボールを追う。しかし、前掛かりになってカバー範囲が広がった後半にはガス欠で精彩を欠いた。
10 岩上祐三 5
攻守ともに存在感が薄かった。持ち場が広大であることを考えれば仕方のない部分もあるが、相手の術中にハマり、後手に回ってボールを追いかける羽目に。
9 ネイツ・ペチュニク 5(HT OUT)
前3戦と比べれば、ボールホルダーに過度なプレスを掛けなくなった。しかし、まだボランチやSBと連係不足か。
39 泉澤 仁 6(73分OUT)
ハードワークを続けて、攻撃だけでない選手であることを示す。家長とのパス交換から唯一の得点を演出。
FW
41 家長昭博 5.5
ボールを簡単には失わず、味方が上がる時間を作る。得点直後、64分にエリア内で放ったシュートはせめて枠内に飛ばしてほしい。
8 ドラガン・ムルジャ 5.5
思ったようなプレーができずにイライラを溜めた。52分と87分のヘディングは、ストライカーとして決めてほしかった。
交代出場
17 横谷 繁 6(HT IN)
昨季から積み上げたコンビネーションで、攻撃に流動性を生む。逆サイドからエリアに侵入して1ゴール。広島ゴールを脅かした。
19 奥井 諒 5.5(HT IN)
最低でも2得点が必要な状況で、今季初出場を果たす。ただ、大胆な攻め上がりよりもサイドを攻略される場面が目立った。
7 江坂 任 5.5(73分IN)
ボールを受けてからのターンや落としでアピールは成功。ただ、試合展開的に攻撃面の持ち味を活かしたとは言えない。
監督
渋谷洋樹 5
主導権を握る時間帯は確実に増加。しかし、追いつくための有効な手を打てないまま敗軍の将となったのだから採点は下がる。