国を代表して戦う選手たちの誇りやモチベーションを刺激。

上段左からブラジル、フランス、イングランド、ポルトガルの新キッド。今夏の各メジャートーナメントでいずれも優勝候補に挙がる強国だ。(C)NIKE

今夏のEUROに出場する(右から)トルコ、クロアチア、ポーランドの新キッド。アルダ、モドリッチ、レバンドフスキらが着用する。(C)NIKE
デザイン的にメインコンセプトとなっているのが、ずばり「スーパースター」。ロッティ氏は「国を代表するようなアスリートはやっぱり、スーパーヒーローであるべきだと考えています。肩と胸板を強調するようなデザインが多いのは、自信満々のアスリートをイメージしてもらえるようにです。ただ、デザインと機能性と常に両立する必要があります。肩は存在感を高めると同時に、伸縮性を高めて動かしやすいようにもなっています」と説明してくれた。
また、それぞれのユニホームには各国の伝統や独自性を重んじた要素をプラス。内部や袖口に様々な言葉が入っており、ブラジルには「Nascido Para Jogar Futebol(フットボールをするために生まれてきた)」、フランスには「Differences Nous Unissent(違いが我々を結びつける)」、イングランドには「Three」と「Lions」、ポルトガルには「Valente(勇敢)」などの文字が刻まれている。国を代表して戦う選手たちの誇りやモチベーションを刺激するのは間違いない。
日本ではブラジル、ポルトガル、フランス、イングランド、アメリカのキットが、3月25日から発売スタート(レプリカジャージが税込11,880円、ショーツが5,400円、ソックスが2,700円)。EURO、コパ・アメリカ・センテナリオ、リオ五輪とメジャートーナメントが続く今夏は、この機能性とデザイン性を兼備した革新的な一着を身に纏って、愛するナショナルチームに声援を送りたい。
2日間に渡ってニューヨークで開催されたナイキの「イノベーション・サミット2016」では、サッカーだけに的を絞っても、解剖学に基づいた曲線的なプレートを使った『マーキュリアル ヴェイパー V』や靴底の泥を排除する『ナイキ アンティクロッグ トラクション』を搭載したスパイク、そして糸から作り出したユニホームキットと革新性なアイテムが続々と発表された。
会社設立から9年目の1977年、ナイキは1人のランナーをモデルに「競争に勝つことは比較的簡単だ。自分に勝つことは終わりなきコミットメントだ」という広告を出したという。この「終わりはない」という妥協なき理念が連綿と受け継がれているからこそ、次々と新しいイノベーションを可能にし、そして一般ユーザーからネイマールやクリスチアーノ・ロナウドなどのスーパースターまで幅広く愛される世界最高峰のスポーツブランドたりえている――。今回の取材を通じて、そんなことを感じた。
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
また、それぞれのユニホームには各国の伝統や独自性を重んじた要素をプラス。内部や袖口に様々な言葉が入っており、ブラジルには「Nascido Para Jogar Futebol(フットボールをするために生まれてきた)」、フランスには「Differences Nous Unissent(違いが我々を結びつける)」、イングランドには「Three」と「Lions」、ポルトガルには「Valente(勇敢)」などの文字が刻まれている。国を代表して戦う選手たちの誇りやモチベーションを刺激するのは間違いない。
日本ではブラジル、ポルトガル、フランス、イングランド、アメリカのキットが、3月25日から発売スタート(レプリカジャージが税込11,880円、ショーツが5,400円、ソックスが2,700円)。EURO、コパ・アメリカ・センテナリオ、リオ五輪とメジャートーナメントが続く今夏は、この機能性とデザイン性を兼備した革新的な一着を身に纏って、愛するナショナルチームに声援を送りたい。
2日間に渡ってニューヨークで開催されたナイキの「イノベーション・サミット2016」では、サッカーだけに的を絞っても、解剖学に基づいた曲線的なプレートを使った『マーキュリアル ヴェイパー V』や靴底の泥を排除する『ナイキ アンティクロッグ トラクション』を搭載したスパイク、そして糸から作り出したユニホームキットと革新性なアイテムが続々と発表された。
会社設立から9年目の1977年、ナイキは1人のランナーをモデルに「競争に勝つことは比較的簡単だ。自分に勝つことは終わりなきコミットメントだ」という広告を出したという。この「終わりはない」という妥協なき理念が連綿と受け継がれているからこそ、次々と新しいイノベーションを可能にし、そして一般ユーザーからネイマールやクリスチアーノ・ロナウドなどのスーパースターまで幅広く愛される世界最高峰のスポーツブランドたりえている――。今回の取材を通じて、そんなことを感じた。
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)