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日本にとってインドネシアはありがたい相手だった。戦術はベトナムやイラクと同等レベルではない。森保Jで特に動きが光っていた選手は...【アジア杯】

カテゴリ:日本代表

清水英斗

2024年01月25日

日本からは緊張感が感じられた

決勝トーナメント進出を決めた日本。ラウンド16では韓国と激突する可能性もある。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 ハットトリック未遂の2得点に終わった上田綺世も、すでにA代表の看板ストライカーとして覚醒済み。ポストワークは格段に向上し、シュートの一振りもアジアのレベルではない。堂安も類まれなサッカーセンスを見せた。あとは決定機を決めるだけ。いつか彼の日は来るだろう。カタール・ワールドカップのように。

 日本としてはグループ敗退の可能性も残る試合だったが、スタメン8人の入れ替えなど、決勝ラウンドを見据えた采配を交えて突破を決めた。ラウンド16の対戦相手は、E組の1位。韓国とぶつかる可能性も高い状況だ。

 その緊張感は、試合からも感じられた。日本はインドネシアのスローペースに合わせず、徹底的に押し込み、徹底的にボールを奪回し、前進の手を緩めなかった。終始、自分たちの目ざすほうへ向かってプレーしていた印象だ。
 
 身体への負担が大きい試合になったが、上述した通り、2位突破の場合はラウンド16に向けて6日空くので、疲れの問題はない。むしろここで全力を出し切リ、回復してコンディションをグッと高めなければ、ラウンド16以降の相手に勝つのは難しくなる。その辺りの身体コントロールも意識しつつの試合戦略だったのではないか。おそらく試合後は、控え組もハードに身体を追い込んだはず。

 ラウンド16までは6日空くが、それ以降は中2日、中3日、中2日と、決勝まで過密連戦が続く。この6日でトップコンディションに仕上げ、総力戦で決勝ラウンドを突き進みたいところだ。

取材・文●清水英斗(サッカーライター)

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