【甲府｜採点・寸評】
GK
１　河田晃兵　6
失点は仕方ないにせよ、それ以外の場面でもクロス対応のマズさを露呈。キックは安定していた。
 
DF
41　土屋征夫　6.5
19歳の鎌田と対峙するも、経験値と強さで上回りチャンスメイクさせず。守備の役割を果たした。
 
４　山本英臣　6.5
押し込まれる時間帯が長かったが、冷静にラインコントロールし、自らも身体を張った対応で最少失点にとどめる。
 
17　津田琢磨　6
中央に絞ったり、サイドのスペースをケアしたりしながらバランスを保ち続け、安定した守備に貢献した。
 
MF
28　橋爪勇樹　6（83分OUT）
前半終了間際に訪れたチャンスを外したのが悔やまれる。だが、守備では我慢強い対応を続けた。
 
20　黒木聖仁　6
先制点へとつながるサイドチェンジのパスは見事。後半に入って集中力が切れたか、ミスが目立ち始めた。
 
８　新井涼平　5
前半は効果的な守備を見せたが、後半は耐えられずに退場。チームのゲームプランを壊してしまった。
 
14　田中佑昌　6
サイドに開いてボールを呼び込み、ゴールにつながるパスを供給。しかし、クロスに競り負けて、それも帳消しに。
 
FW
23　稲垣 祥　５
攻撃時にボールを収め切れず、シュートも打てずに終わる。守備では積極的に動き、役割を果たした。
 
９　ニウソン　6.5（69分OUT）
相手を引きつけた上で優しいパスを送り、先制点をアシスト。前線のターゲットとして身体を張った。
 
10　クリスティアーノ　6.5（90分＋1分OUT）
GKの動きを読み、ゴールにパスするようなシュートで先制点。後半途中から前線で孤軍奮闘してチームを勇気づけた。
 
交代出場
30　保坂一成　6（69分IN）
１トップのクリスティアーノをサポートしようとしたが、押し込まれる展開で守備に追われた。
 
27　ビリー・セレスニー　－（83分IN）
ひとり少ない状況のため、攻撃ではほとんど見せ場を作れず。スペースを消す守備には貢献した。
 
19　盛田剛平　－（90分＋1分IN）
疲れたクリスティアーノの代わりに１トップに入るが、その高さを活かす場面は訪れなかった。
 
監督
佐久間悟　６
守備を固めて、奪ったらサイドチェンジから仕掛ける攻撃を指示。ゲームプランどおりに先制したが、退場者が出てからは完全に自陣に引きこもり、現実的に勝点1を手にした。
 
取材・文：荒木英喜（フリーライター）

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。