オランダで11年。敵将はかつての教え子に笑顔で「お前にやられたよ」
際には「この冬の移籍市場でJリーグのクラブに移籍するかもしれない」という報道があり、GAイーグルス戦後にオランダ人記者たちからそのことを尋ねられていた。
「オランダ人からは『日本のクラブから接触あるよね』と訊かれたので『サッカー選手である以上、出た試合でしっかり結果を残すってことが大事なんで、素晴らしいゴールを決めて、試合に勝てたっていうのが第一。それに加えてカップ戦。強いチームが苦戦していて負けてくれたりしているので、なんで、今年はNECにもチャンスあるのかなという感覚があります。今季のGAイーグルスはとてもいいチームなので、勝てたのは良かったです』と答えました」
「オランダ人からは『日本のクラブから接触あるよね』と訊かれたので『サッカー選手である以上、出た試合でしっかり結果を残すってことが大事なんで、素晴らしいゴールを決めて、試合に勝てたっていうのが第一。それに加えてカップ戦。強いチームが苦戦していて負けてくれたりしているので、なんで、今年はNECにもチャンスあるのかなという感覚があります。今季のGAイーグルスはとてもいいチームなので、勝てたのは良かったです』と答えました」
昨季終了後、4か月の長きに渡って所属チームが見つからなかった際は、10月下旬になってようやくNECと契約を結ぶことができた。この冬にNECを去ることになったとしても、今季いっぱいで契約を満了するにしても、GAイーグルス戦のスーパーゴールは未来永劫、NECサポーターの間で語り継がれるものになるだろう。
「そうですね。『NECにいたんだよ』っていうのは皆さんに覚えてもらえたと思いますし、選手としてゴールという結果はやっぱ大きいです。試合数から考えても、サイドバックの僕がゴールを決めることなんてそんなにないと思うので、その中で記憶に残るゴールを決められたのはやっぱり嬉しいですね」
試合後、敵将ハケ監督は「お前にやられたよ」と笑顔でかつての教え子に語りかけ、「今日はすいませんでした」と際が答えた。そんなジョークをやり取りする姿にオランダ1部・2部リーグで通算254試合出場の貫禄が宿っていた。
取材・文●中田 徹
【記事】「日本人ばっかり出して」「弱いじゃないか!」ファンが不満を抱いたSTVVが100周年で挑む“ユース育成改革”の全容~立石敬之CEOに訊く【現地発】
「そうですね。『NECにいたんだよ』っていうのは皆さんに覚えてもらえたと思いますし、選手としてゴールという結果はやっぱ大きいです。試合数から考えても、サイドバックの僕がゴールを決めることなんてそんなにないと思うので、その中で記憶に残るゴールを決められたのはやっぱり嬉しいですね」
試合後、敵将ハケ監督は「お前にやられたよ」と笑顔でかつての教え子に語りかけ、「今日はすいませんでした」と際が答えた。そんなジョークをやり取りする姿にオランダ1部・2部リーグで通算254試合出場の貫禄が宿っていた。
取材・文●中田 徹
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