「近所の人たちとよく散歩に行くんですよ」
では一方で、ピッチ上の監督を担う中村は、どう感じているのか。「このチームでキャプテンをやるのはすごく大変だと思うが?」という投げかけに「そうです、だいぶ大変でした」と伝え、特に困難を極めた当初の苦労を振り返った。
「選手たちが選手を選ぶ...その人の人生にも関わってくるだろうし、そこの責任だったり覚悟はもう常に...。キャプテンを始めたこの1年は責任と覚悟で、押しつぶされるっていうか、最初はもう全然できなくて。うちがレッドをもらったり想定外のことが起きて、結構あたふたしていました。試合を重ねていくとかなり、こういう流れだからこういう選手を入れたほうがいいとか、逆にそのまま伸ばしたほうがいいとかっていうのは、感覚で慣れてきました」
ハーフタイムもベンチに座らず、ホワイトボードの横に立つ様子を見て、解説の元日本代表FW巻誠一郎氏は「ちゃんと休めたんですかね?」と口にした。
「選手たちが選手を選ぶ...その人の人生にも関わってくるだろうし、そこの責任だったり覚悟はもう常に...。キャプテンを始めたこの1年は責任と覚悟で、押しつぶされるっていうか、最初はもう全然できなくて。うちがレッドをもらったり想定外のことが起きて、結構あたふたしていました。試合を重ねていくとかなり、こういう流れだからこういう選手を入れたほうがいいとか、逆にそのまま伸ばしたほうがいいとかっていうのは、感覚で慣れてきました」
ハーフタイムもベンチに座らず、ホワイトボードの横に立つ様子を見て、解説の元日本代表FW巻誠一郎氏は「ちゃんと休めたんですかね?」と口にした。
ただ、タイムアップの瞬間までノンストップで走り続けたタフネスは、「休めてます。止まっていれば休めるので。あとは水を飲んでいれば、結構休めるので大丈夫です」と報道陣の笑いを誘う。そしてそのうえで、日常の部分にも触れ、気分転換を兼ねて散歩を続けていると明かした。
「近所の人たちとよく散歩に行くんですよ。その人たちに意見を求めるっていうか、結構話を聞いてもらって。自分1人では解決できないことを言って、スッキリして帰るみたいな。サッカーをやっている子たちが多いので、聞かれたり自分が言ったりして、気分転換やストレス発散を手伝ってもらっています。部活終わりでほぼ毎日行っています。たまにラーメンとか、疲れている時は温泉に行ったり。温泉ではもう本当に何も考えてないです。疲れを落とすことだけを考えて」
指示を待つのではなく、自ら考え、答えを導き出す――。頼れるキャプテンを中心に、主体性を地でいく堀越が、大舞台で旋風を巻き起こすか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
中村俊輔、中田英寿、本田圭佑...なぜ選手権から多くの“スター選手”が生まれた? 印象深いのは桝太一アナウンサーの言葉
「ふり向くな君は美しい」誕生秘話。名曲はなぜ敗者の賛歌となったのか【選手権100年】
「近所の人たちとよく散歩に行くんですよ。その人たちに意見を求めるっていうか、結構話を聞いてもらって。自分1人では解決できないことを言って、スッキリして帰るみたいな。サッカーをやっている子たちが多いので、聞かれたり自分が言ったりして、気分転換やストレス発散を手伝ってもらっています。部活終わりでほぼ毎日行っています。たまにラーメンとか、疲れている時は温泉に行ったり。温泉ではもう本当に何も考えてないです。疲れを落とすことだけを考えて」
指示を待つのではなく、自ら考え、答えを導き出す――。頼れるキャプテンを中心に、主体性を地でいく堀越が、大舞台で旋風を巻き起こすか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
中村俊輔、中田英寿、本田圭佑...なぜ選手権から多くの“スター選手”が生まれた? 印象深いのは桝太一アナウンサーの言葉
「ふり向くな君は美しい」誕生秘話。名曲はなぜ敗者の賛歌となったのか【選手権100年】