「しっかりとチームを引っ張って行ける存在になりたい」

キャプテンの宮間(8番)は、岩渕(左)や横山が「五輪予選を経験し、活躍していることは必ず次につながる」と話す。次世代のリーダー役として、チームを引っ張っていく存在になれるか。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
キャプテンの宮間あやも、岩渕や横山久美ら“次世代”の活躍の意味を感じている。
「ピッチに入ってしまえば年齢は関係ないと、自分も若い頃からOGの方たちに教わって来ました。彼女たちをオリンピックに導いてあげられず責任を感じていますが、ただ、少しでも彼女たちがこの大会を経験できたこと、そこで活躍していることは必ず次につながると思います」(宮間)
岩渕はこれまで澤穂希さんや、宮間、エースの大儀見優季らに引っ張ってもらう形で、2011年のワールドカップ優勝やロンドン五輪銀メダル、15年のワールドカップ準優勝を経験してきた。しかし、2019年のフランス・女子ワールドカップや地元で開催される東京五輪を戦ううえでは、岩渕らがその立場を務めていかなければならない。岩渕自身、「これからどういう状況になるか分からないですけど」と前置きしたうえで、今後チームの中心となってやっていく自覚を覗かせる。
「このチームで経験させてもらったたくさんのことを、次(の世代)に伝えていく立場にあると思うし、自分が女子サッカーを新しく築いていかないといけない。ここで得た経験値をプレーでも、言動でも出して行かないと。また“次のチームらしく”やっていくためにも、しっかりとチームを引っ張って行ける存在になりたいです」
なでしこの未来のために――。岩渕の新たな挑戦はもう始まっている。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
「ピッチに入ってしまえば年齢は関係ないと、自分も若い頃からOGの方たちに教わって来ました。彼女たちをオリンピックに導いてあげられず責任を感じていますが、ただ、少しでも彼女たちがこの大会を経験できたこと、そこで活躍していることは必ず次につながると思います」(宮間)
岩渕はこれまで澤穂希さんや、宮間、エースの大儀見優季らに引っ張ってもらう形で、2011年のワールドカップ優勝やロンドン五輪銀メダル、15年のワールドカップ準優勝を経験してきた。しかし、2019年のフランス・女子ワールドカップや地元で開催される東京五輪を戦ううえでは、岩渕らがその立場を務めていかなければならない。岩渕自身、「これからどういう状況になるか分からないですけど」と前置きしたうえで、今後チームの中心となってやっていく自覚を覗かせる。
「このチームで経験させてもらったたくさんのことを、次(の世代)に伝えていく立場にあると思うし、自分が女子サッカーを新しく築いていかないといけない。ここで得た経験値をプレーでも、言動でも出して行かないと。また“次のチームらしく”やっていくためにも、しっかりとチームを引っ張って行ける存在になりたいです」
なでしこの未来のために――。岩渕の新たな挑戦はもう始まっている。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)