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【バイタルエリアの仕事人】vol.35 太田宏介|「この人やばい」長友佑都という名の大きな壁。横浜FC入団会見で発覚!まさかの事実も

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年12月29日

「都並さんとの出会いがなければ、絶対に今はなかった」

横浜FC時代の太田。プロ生活を始めた当初は日々の練習に食らいつくのに必死だった。(C)SOCCER DIGEST

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 高校まではMFでプレーするも、プロでは正確無比な左足を武器に左SBとして活躍した36歳は、一時は日本代表でポジションを争った長友佑都への想いも吐露。1歳上のライバルはバケモノのように映ったようだ。

――◆――◆――

 高校ではサイドハーフで、負けていたらトップ下をやったり、フォワードをやったりしていました。攻撃的な選手だったので、ミッドフィルダー登録だろうなと思っていたんです。だけど、横浜FCの入団会見で舞台に上がった時に、ネームプレートを見たら「DF太田宏介」って書いてあって。そこで初めて気付きました。「俺、ディフェンスなんだ」って。

 多分サイドバックとして取ってもらったとは思うんですけど、そういう事前の話や、仮契約の時の話も緊張で覚えていなくて。だからすごく驚いた記憶があります。

 高校の国体選抜の時は、サイドバックをやっていたので、少なからず経験はあったんですけど、プロの世界に入って大きな壁にぶち当たって、ポジションに関係なく、練習自体が怖くなったり、パスを受けるのが怖くなったり、そもそもプロのレベルに全くついていけなかった。
 
 ただ2年目に怪我人が相次いで、センターバックとしてJ1の舞台に出させてもらったんです。もちろんプレーのクオリティはものすごく低かったですけど、試合に出られた事実がとても自信になりました。

 でも、今後のサッカー人生、センターバックで勝負は絶対できないと思ったので、3年目に(監督として)来た都並(敏史)さんとの出会いが大きな転機となりましたね。(その出会いがなければ)絶対に今はなかったと思います。

 同じ左サイドバックですごさを感じたのは…長友佑都君です。まずは運動量ですよね。あれだけチームのために攻撃も守備も…すごいのはずっと理解していたし、分かっていたけど、代表に入って初めて目の前で、対戦相手としてではなくて、同じチームメイトとして目の前で走り続ける佑都君を見た時に「この人やばいな」と感じたのを覚えています。

 もちろん僕とは全然違った特徴ですけど、「ここから佑都君を超えていかなきゃいけない」なかで、実際超えられなかったっていうのは…僕にとっては大きな壁でした。

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