「プレーの選択も急ぎすぎている」
後半が始まると、49分には、三笘がボックス内で右足アウトサイドのパス。しかし強すぎて、サイモン・アディングラには渡らなかった。58分にもまた、三笘が左サイドから内側に入り込んでアディングラに絶妙のパスを送る。しかしコートジボワール代表のシュートは大きくバーを越してしまう。
その後も積極的にプレーに絡もうとするが、決定機は訪ずれない。最後のチャンスは86分。再び左サイドでボールを受けるとドリブルで前進。中央に入って、ボックスのすぐ外でエバン・ファーガソンへパス。19歳のシュートは枠を捉えたが、GKに阻まれた(レフェリーはゴールキックの判定)。
だがブライトンは、結果的にはペドロの一発で勝利を勝ち取り、決勝トーナメント進出を決めた。一方で、三笘が昨季のような“アンストッパブル”なパフォーマンスを見せてくれるまでには、まだ時間がかかるかもしれない。
その後も積極的にプレーに絡もうとするが、決定機は訪ずれない。最後のチャンスは86分。再び左サイドでボールを受けるとドリブルで前進。中央に入って、ボックスのすぐ外でエバン・ファーガソンへパス。19歳のシュートは枠を捉えたが、GKに阻まれた(レフェリーはゴールキックの判定)。
だがブライトンは、結果的にはペドロの一発で勝利を勝ち取り、決勝トーナメント進出を決めた。一方で、三笘が昨季のような“アンストッパブル”なパフォーマンスを見せてくれるまでには、まだ時間がかかるかもしれない。
私見ではあるが、外から見ているひとりとして思うのが、現在の三笘は考えすぎなのではというところ。プレーの選択も急ぎすぎているが、よりどん欲に、自分でゴールを奪いに行くような“我”をもっと出してもいいのではないだろうか。
2年目のジンクスかもしれないし、過密日程によりただ単に疲れているだけなのかもしれない。ただそんな中でも結果を残さなくては、プレミアリーグで大成することは叶わない。きょうエミレーツスタジアムで行われるアーセナル戦では、ついに本領発揮する姿を見せてほしいところなのだが...。
取材・文●リッチー・ミルズ(ブライトン番記者)
翻訳●松澤浩三
「マルセイユはミトマがボールを持つたびに怯えた」ELで躍動に三笘薫を現地絶賛!「マークする選手を常に抜き去った」