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「選手として終わってしまう」今季5点目をマークしたNEC小川航基が日本代表入りに向けて強調した“学びの姿勢”「彼の動き出しとかを勉強しています」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2023年12月16日

欧州挑戦1年目で「16戦5発」は悪くない

 今季のリーグ戦はこれで終了。16試合で5ゴールという数字に、小川は物足らなそうな表情を見せる。

「イメージとしては、やっぱりもうちょっと得点数を重ねられると思っていました。でも、途中で(バス・ドストに)ポジションを取られて出られなかった時期もありましたし、一応最低限のところはできたと思います。16節を通じてオランダのDFの特徴、味方の特徴、監督が自分に求めていることが分かってきたので、来年はもっと良くなるんじゃないかと思います」
 
 小川は11月の月間ベストイレブンに選出された。前半戦5ゴールという数字も、欧州ルーキーイヤーであることを鑑みれば決して悪くはない。それだけに元日開催の日本対タイ戦のメンバーに選ばれたいという思いはあったのでは? 上田綺世(フェイエノールト)の今季ゴールは1。国内リーグの数字でライバルに差をつけている。

「フォワードは得点がすべてだっていう風に僕は思っている。 ただ、森保監督の考えていることももちろん分かりますし、今まで彼(上田)には積み上げてきた(ものがある)。僕も彼の動きを見て学ぶこともたくさんあります。本当に彼は、僕にはないものを持っています。彼の動き出しとかを僕は勉強していますし、彼のことをリスペクトしています。今はもっともっとやらなきゃいけないという思いが強いので、全然下を向いていません。

 吸収する気持ちを忘れてしまったら、選手として終わってしまうので、 常に学びながら、プレーでしっかり見せたい。競争はもちろんあると思う。僕も得点を重ねたら、いずれ絶対(代表に)呼んでくれると思います」

取材・文●中田 徹

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