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「クボに0点」久保建英への“謂れのない批判”にソシエダ番記者が怒り。「タケのレベルや価値が疑われるのは信じられない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2023年12月16日

タケを非難する連中は事実を見落としている

厳しいマークを受けながらもチャンスを構築した。(C)Getty Images

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 タケを非難する連中は、ビジャレアル戦で3得点全てに絡む活躍を見せたこと、インテル戦でチームが作ったすべてのチャンスに関与した事実を見落としている。

 さらにタケの素晴らしさを誰よりも評価しているのはチームメイトたちだ。それは試合中、ボールを持つと、タケを探し続ける姿を見ていれば一目瞭然だ。ただ、だからこそ、相手のマークは厳しくなっている。

 スコアレスドローにおわったチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦もそうだった。敵将のシモーネ・インザーギは、タケを封じれば、ソシエダの攻撃力が大きく落ちることが分かっていた、対面するフェデリコ・ディマルコのカバーリング役としてカルロス・アウグストとヘンリク・ムヒタリアンにも常にその動きを注視させたのは警戒心の表れだった。

 そんな中でも、タケは味方に合わなかったとはいえ、2本のクロスでインテルを恐怖に陥れた。ソシエダは圧倒的にボールを支配し、昨シーズンのCL準優勝チームに対して、一時はポゼッション率が80%に達した。
 
 後半に入っても、タケの闘志は衰えず、何とか抜け道を見つけようと、堅守に挑み続けた。68分のアルセン・ザハリャンの絶好のチャンスを創出したのも、その1分後にCKからミケル・オジャルサバルのシュートをお膳立てしたのもタケだった。そして75分にPKをゲットしたが、VARによって覆された。

 何なら試合終了後の、アルグアシル監督との熱いハグを見てほしい。タケがチームで最も危険な武器であり続けていることを指揮官は誰よりも知っている。その功労に対する感謝の気持ちが2人の抱擁シーンに凝縮されていた。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

「ソシエダで最高の選手」CL1位通過貢献の久保建英、スペイン大手2紙が称賛!「インテルを混乱させた」
 
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