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【なでしこ】準備不足を悔やむも、気持ちを奮い立たせる鮫島彩。「今はまだ最悪を考えるべきではない」

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年03月05日

「国を背負っている以上、わずかな可能性でもそこに懸けるしかない」

公開された冒頭15分の練習では主にリカバリーに充てられた。ベトナム戦まで今大会初の中2日、まずは気持ちの整理をつけ、前に進みたい。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 3試合で勝点1、5位の日本は、残り2試合に連勝しても勝点7。五輪出場権を得るには、ベトナムと北朝鮮に連勝し、中国が韓国とオーストラリアに連敗することが絶対条件。そのうえで北朝鮮が7日のオーストラリア戦で引き分け以下、韓国が9日のベトナム戦に勝たないことが必要になる。もはや4大会連続5回目の五輪出場は著しく可能性が低い状況だが、鮫島は日本代表としてのプライドを覗かせる。
 
「この大会に懸かっているものの重さは始まる前から分かっているし、国を背負っている以上、わずかな可能性でもそこに懸けるしかない。みんなもそれは分かっていますけど、個人個人の想いではなく、チーム全体の想いとしてやっていかないと。その結果が、皆さんのおっしゃる『一体感のなさ』だったり、今までとはなにか違うように映っているのかなと。ただ、まだ『最悪(の事態)』を考えるべきではないと思います」
 
 結果はもちろん大切だが、まずは一枚岩となって戦う“なでしこらしさ”を取り戻すこと。そこから、今のなでしこジャパンのリスタートの道が始まるはずだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
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