1ゴールに加え、守備のタスクもこなした菊池を高評価。高山も最後まで脅威を与えた。
【湘南|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 5
小林に決められた2ゴールは、いずれも反応していただけに、あと少しで防げた感も。中野のヘディングを止めるビッグセーブもあったが、4失点の責任はやはり免れない。
DF
36 岡本拓也 6
序盤から車屋の上がりに手を焼き、何度も裏を突かれてピンチを招いた。それでも77分、カウンターからJ1初ゴールとなる4点目。守備面の低調さを、この一撃で相殺した。
4 アンドレ・バイア 5.5
1対1の対応はソツがなく、球際では強さを発揮。中央の守備は一定の強度を保ったが、右サイドから崩される形が多く、サポートの位置取りに最後まで苦心していた。
6 三竿雄斗 6
エウシーニョや森谷の上がりには上手く対応したが、やや寄せが甘くなる場面も、CKと正確なパスから2アシストの活躍を見せ、攻撃面での貢献を高く評価した。
MF
14 藤田征也 5
前半は車屋に何度も突破されて、守備網を突破される穴になった。さらに後半に入ると、途中出場の中野にもドリブルで翻弄される場面が増え、61分に山田と交代した。
16 石川俊輝 5.5
中央のスペースを的確に埋めつつ、縦パスも警戒。藤田の交代に伴い、ポジションを右ウイングバックに移し、そのユーティリティ性でフル稼働したが、攻撃への貢献は物足りず。
5 パウリーニョ 6
この日のハイライトは、なんと言っても41分のジャンピングボレー。三竿のCKに反応し、古巣から豪快なゴールを決めた。球際での寄せる速さと激しさは、目を引くものがある。
10 菊池大介 6.5
足首、身体の向き、ステップなどを駆使した細かいフェイントを織り交ぜ、対峙した相手に的を絞らせず。1ゴールに加え、4点目の起点にも。守備のタスクも最後まで果たした。
2 菊地俊介 5.5
中村と大島への守備を意識しながら、ボール奪取の機会を狙い続けた。中央を上手く締める守備で貢献した一方、攻撃面ではビルドアップや崩しの局面で変化をつけられず。
23 高山 薫 6.5
1点目のクロスがオウンゴールを誘発。さらに、スピードを活かした裏への飛び出しで谷口の裏を突き、菊池のゴールを演出した。運動量とスピードの両方で相手を苦しめた。
FW
9 キリノ 5.5
クロスに高い打点のヘディングで合わせようと飛び込み、GKのチョン・ソンリョンと競る形でオウンゴールを誘発。それ以外で脅威を与えられなかったが、守備は献身的にこなした。
交代出場
MF
8 山田直輝 5.5
途中投入で活性化を期待されたが、試合の流れに埋没して存在感が希薄だった。守備に追われる時間が長く、攻撃面で持ち味のテクニックを発揮する場面は限られた。
FW
11 藤田祥史 5.5
前線に入って身体を張り、守備でも全力でボールを追うなど、途中出場として最低限の役割はこなした。もっとも、シュートは0本に終わり、怖さがなかったのも事実だ。
FW
19 大槻周平 -
1点リードした90分、逃げ切り要員として投入されたが、結果的に直後の90+1分に同点弾を浴びた。大きな見せ場を作れないまま、そのまま試合が終わった。
監督
曺 貴裁 5.5
先制される展開から上手く盛り返した点は評価に値。しかし、結果的に三度のリードを守り切れず、終盤には大槻を投入して“締め”にかかるも、直後に失点を喫して引き分けに。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 村山智彦 5
小林に決められた2ゴールは、いずれも反応していただけに、あと少しで防げた感も。中野のヘディングを止めるビッグセーブもあったが、4失点の責任はやはり免れない。
DF
36 岡本拓也 6
序盤から車屋の上がりに手を焼き、何度も裏を突かれてピンチを招いた。それでも77分、カウンターからJ1初ゴールとなる4点目。守備面の低調さを、この一撃で相殺した。
4 アンドレ・バイア 5.5
1対1の対応はソツがなく、球際では強さを発揮。中央の守備は一定の強度を保ったが、右サイドから崩される形が多く、サポートの位置取りに最後まで苦心していた。
6 三竿雄斗 6
エウシーニョや森谷の上がりには上手く対応したが、やや寄せが甘くなる場面も、CKと正確なパスから2アシストの活躍を見せ、攻撃面での貢献を高く評価した。
MF
14 藤田征也 5
前半は車屋に何度も突破されて、守備網を突破される穴になった。さらに後半に入ると、途中出場の中野にもドリブルで翻弄される場面が増え、61分に山田と交代した。
16 石川俊輝 5.5
中央のスペースを的確に埋めつつ、縦パスも警戒。藤田の交代に伴い、ポジションを右ウイングバックに移し、そのユーティリティ性でフル稼働したが、攻撃への貢献は物足りず。
5 パウリーニョ 6
この日のハイライトは、なんと言っても41分のジャンピングボレー。三竿のCKに反応し、古巣から豪快なゴールを決めた。球際での寄せる速さと激しさは、目を引くものがある。
10 菊池大介 6.5
足首、身体の向き、ステップなどを駆使した細かいフェイントを織り交ぜ、対峙した相手に的を絞らせず。1ゴールに加え、4点目の起点にも。守備のタスクも最後まで果たした。
2 菊地俊介 5.5
中村と大島への守備を意識しながら、ボール奪取の機会を狙い続けた。中央を上手く締める守備で貢献した一方、攻撃面ではビルドアップや崩しの局面で変化をつけられず。
23 高山 薫 6.5
1点目のクロスがオウンゴールを誘発。さらに、スピードを活かした裏への飛び出しで谷口の裏を突き、菊池のゴールを演出した。運動量とスピードの両方で相手を苦しめた。
FW
9 キリノ 5.5
クロスに高い打点のヘディングで合わせようと飛び込み、GKのチョン・ソンリョンと競る形でオウンゴールを誘発。それ以外で脅威を与えられなかったが、守備は献身的にこなした。
交代出場
MF
8 山田直輝 5.5
途中投入で活性化を期待されたが、試合の流れに埋没して存在感が希薄だった。守備に追われる時間が長く、攻撃面で持ち味のテクニックを発揮する場面は限られた。
FW
11 藤田祥史 5.5
前線に入って身体を張り、守備でも全力でボールを追うなど、途中出場として最低限の役割はこなした。もっとも、シュートは0本に終わり、怖さがなかったのも事実だ。
FW
19 大槻周平 -
1点リードした90分、逃げ切り要員として投入されたが、結果的に直後の90+1分に同点弾を浴びた。大きな見せ場を作れないまま、そのまま試合が終わった。
監督
曺 貴裁 5.5
先制される展開から上手く盛り返した点は評価に値。しかし、結果的に三度のリードを守り切れず、終盤には大槻を投入して“締め”にかかるも、直後に失点を喫して引き分けに。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。