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【なでしこ|採点&寸評】日本 1-3 豪州|大儀見がゴールを挙げるも、3失点で黒星発進。“日本らしさ”が影を潜めた悔やまれる試合に

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年02月29日

大儀見が意地の一発。そこから徐々に巻き返すも…。

オーストラリアのプレスに苦しんだ宮間(8番)。らしくないパスミスが目立った。(C)Getty Images

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[MF]
6 阪口夢穂 5.5
21分、鮫島のクロスに合わせて放ったシュートは惜しくもオフサイド。49分に訪れた同点を狙ったシュートもGK正面に。逆に守備では対面の選手に自由を与え、ロングボールを簡単に入れられた。
 
8 宮間あや 5.5
相手の厳しいマークを差し引いても、宮間らしくないパスミスを連発。62分、渾身のミドルも相手GKの好セーブに遭った。チームの士気を高めようと球際に激しくいくなど守備面で奮闘したが、それでもまだ足りない。
 
9 川澄奈穂美 5.5(84分OUT)
序盤の苦しい時間帯にサイドで起点になり、16分には逆サイドからのボールにダイレクトボレーでゴールを脅かした。ただ、前半から一転、後半は失速してチャンスに絡めなかった。
 
14 中島依美 6
守っては間一髪のスライディングでシュートブロックし、攻撃ではサイドでの仕掛けでアクセントに。特に後半、中央へのカットインで局面を打開し、効果的なプレーを見せた。
 
[FW]
10 大儀見優季 6
オーストラリアの屈強なCBに押し返され、ゴールを背にしたプレーが続いていた。前半アディショナルタイムに意地の一発を決めるも、エースとして勝利に導けなかった。
 
11 大野 忍 5(40分OUT)
守備に追われる姿が印象に残る。持ち前の裏への抜け出しはほとんどなく、攻撃面でまったく貢献できなかった。前半のうちにピッチを去る悔しい結果に。
 
[交代出場]
FW
20 横山久美 6(40分IN)
大儀見との距離間が良く、スペースに入り込んでボールを引き出す。相手を背負いながらボールも収め、途中出場の役目はある程度果たしたが、「もっとシュートを打ちたかった」と自己評価は厳しい。
 
FW
16 岩渕真奈 ―(84分IN)
2トップの一角で出場。ボールを持つ回数はごくわずかで、自分の間合いに持ち込んでのドリブル突破も不発。相手の屈強なDF陣に潰されてしまった。
 
MF
7 川村優理 -(84分IN)
86分、思い切り良く狙った左足のミドルは大きく枠を外れる。ボランチの位置からアタッキングサードまで上がって攻撃に参加したが、ゴールはこじ開けられなかった。
 
監督
佐々木則夫 5
チームの悪い流れを絶ち切るべく、40分に最初の選手交代。試合終盤には岩渕、川村を同時にピッチに送り込んで劣勢を立て直そうと懸命にタクトを振るうも、及ばなかった。

取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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