J１リーグ1stステージ・１節
ヴィッセル神戸-ヴァンフォーレ甲府
２月27日（土）／15:00／ノエビアスタジアム神戸
 
ヴァンフォーレ甲府
2015年リーグ成績：13位　勝点37　10勝７分17敗　26得点・43失点
 
【最新チーム事情】
●クリスティアーノはシャドーでの起用。１トップは盛田と田中が争う。
●神戸のプレッシングを回避すべくロングボールの活用を意識付け。
●新加入組では黒木、新里がスタメン当確。後者は水戸時代の同僚、田中雄大とのマッチアップになるか。
●J１開幕戦成績は１分５敗。さらに、ノエスタでは４戦４敗と嫌なデータが並ぶ。
 
【担当記者の視点】
　新助っ人のニウソンがフィットせず、前線の組み合わせはいまだに定まっていない。ひとまず、神戸戦ではクリスティアーノをシャドーの一角に、CFには前線で身体を張れる盛田、もしくは、突破力が売りの田中の起用が見込まれるが、機能するかは未知数と言える。
 
　唯一の光明は、昨季から継続する堅守の出来だ。山本を中心とした３バックの顔ぶれは昨季と不変で、プレシーズンでも破綻は見られなかった。ある程度の安定感は期待できる。
 
　レアンドロ、渡邉らを擁する相手の攻勢に晒されても、「劣勢は想定内」という割り切ったスタンスで耐えつつ、クリスティアーノの一発に懸ける。ネルシーニョ体制２年目で上位進出を目論む相手に、そんな理想どおりの展開に持ち込めるか。