新潟――直前の練習試合で大量失点。しかも鈴木武蔵ら前線のフィニッシュにも課題。
アルビレックス新潟
2015年リーグ成績:15位 勝点34 8勝10分16敗 41得点・58失点
【最新チーム事情】
●静岡での3次キャンプを短縮し、直前1週間は新潟で最終調整。
●シーズン開幕前最後のトレーニングマッチは、川崎に1-8で大敗。
●新システムの4-1-4-1を採用へ。
【担当記者の視点】
新潟の積雪状況が問題ないと判断し、2週間の予定だった静岡での3次キャンプを短縮し、開幕直前の1週間は地元でしっかり腰を据えて最終調整を行なった。吉田新監督の下、タイ2次キャンプから採用する4-1-4-1の成熟度は上がり、湘南戦はこのシステムで臨みそうだ。
指揮官が目指すスタイルは着実に浸透している。しかし課題も多く、2月20日の川崎との練習試合は1-8で大敗を喫している。吉田監督は「失点よりも決め切れなかったところが課題」と語ったが、水戸から復帰した鈴木ら前線のフィニッシュの精度には改善の余地を残す。湘南戦では敵人に入ってからのコンビネーションや個々の判断の質が問われる。
一方の守備面では、マンマークからゾーンディフェンスに移行した影響がどう出るかが焦点だ。とりわけ後方から全体をオーガナイズするCB、GKのコーチングは鍵を握る。
その意味では、かつて湘南に所属し、古巣との対戦を心待ちにするCB大野の奮起が不可欠となる。
2015年リーグ成績:15位 勝点34 8勝10分16敗 41得点・58失点
【最新チーム事情】
●静岡での3次キャンプを短縮し、直前1週間は新潟で最終調整。
●シーズン開幕前最後のトレーニングマッチは、川崎に1-8で大敗。
●新システムの4-1-4-1を採用へ。
【担当記者の視点】
新潟の積雪状況が問題ないと判断し、2週間の予定だった静岡での3次キャンプを短縮し、開幕直前の1週間は地元でしっかり腰を据えて最終調整を行なった。吉田新監督の下、タイ2次キャンプから採用する4-1-4-1の成熟度は上がり、湘南戦はこのシステムで臨みそうだ。
指揮官が目指すスタイルは着実に浸透している。しかし課題も多く、2月20日の川崎との練習試合は1-8で大敗を喫している。吉田監督は「失点よりも決め切れなかったところが課題」と語ったが、水戸から復帰した鈴木ら前線のフィニッシュの精度には改善の余地を残す。湘南戦では敵人に入ってからのコンビネーションや個々の判断の質が問われる。
一方の守備面では、マンマークからゾーンディフェンスに移行した影響がどう出るかが焦点だ。とりわけ後方から全体をオーガナイズするCB、GKのコーチングは鍵を握る。
その意味では、かつて湘南に所属し、古巣との対戦を心待ちにするCB大野の奮起が不可欠となる。