柴崎が“10番”の仕事を遂行できた時、チームもより高みに近づける。
【今季の目標達成へのポイント】
今季は「目標ではなく義務」(鹿島強化部)として、7年ぶりのリーグタイトルを目指す。
まず必要なのは、安定した守備力だ。石井監督は昨季から引き続き、「自分たちからボールを奪いに行く守備」の成熟を目指し、準備を進めてきている。前線からの連動性が求められるため、ズレや遅れは許されない。
8人の新加入選手の中でも、特に永木と三竿、石井監督体制下では今季初めてプレーするジネイといった主力候補が、チームコンセプトをどの段階で理解し、いつ完璧に習得できるかが鍵になるだろう。
また、かかとの痛みで一時帰国中のファン・ソッコや、離脱組の永木、柴崎の復帰はいつになるのか。
多少のアクシデントでは揺るがない戦力が整うなか、ふたつの“いつ”が、早ければ早いほど、優勝の可能性は高まる。
唯一、手薄なポジションと言える左SBについては、宮崎キャンプにも参加した流経大1年の小池の特別指定や、他クラブからの引き抜きなど、登録期限ぎりぎりまで補強を模索する方針だ。
最後に、今季から本山(北九州)から10番を受け継いだ柴崎について、触れておきたい。
自分に足りないものを「キャプテンシー」とし、今季から「チームを引っ張る」ことを特に強く意識するという。チームが上手くいかない時、劣勢に立たされた時、周りにどんな言葉を掛け、どんなプレーを見せるか。
“10番”の仕事を遂行できた時、チームもより高みに近づけるはず
※『サッカーダイジェスト2月25日発売号』では、「2016シーズン J1&J2開幕ガイド」と題して、総勢30名による順位予想などに加え、青山敏弘選手&佐藤寿人選手の対談、遠藤航選手、中村俊輔、アデミウソン、大前元紀選手、城福浩監督の独占インタビュー、さらにJ1&J2の最新選手名鑑を掲載。ボリューム満点の内容でお届けします。
今季は「目標ではなく義務」(鹿島強化部)として、7年ぶりのリーグタイトルを目指す。
まず必要なのは、安定した守備力だ。石井監督は昨季から引き続き、「自分たちからボールを奪いに行く守備」の成熟を目指し、準備を進めてきている。前線からの連動性が求められるため、ズレや遅れは許されない。
8人の新加入選手の中でも、特に永木と三竿、石井監督体制下では今季初めてプレーするジネイといった主力候補が、チームコンセプトをどの段階で理解し、いつ完璧に習得できるかが鍵になるだろう。
また、かかとの痛みで一時帰国中のファン・ソッコや、離脱組の永木、柴崎の復帰はいつになるのか。
多少のアクシデントでは揺るがない戦力が整うなか、ふたつの“いつ”が、早ければ早いほど、優勝の可能性は高まる。
唯一、手薄なポジションと言える左SBについては、宮崎キャンプにも参加した流経大1年の小池の特別指定や、他クラブからの引き抜きなど、登録期限ぎりぎりまで補強を模索する方針だ。
最後に、今季から本山(北九州)から10番を受け継いだ柴崎について、触れておきたい。
自分に足りないものを「キャプテンシー」とし、今季から「チームを引っ張る」ことを特に強く意識するという。チームが上手くいかない時、劣勢に立たされた時、周りにどんな言葉を掛け、どんなプレーを見せるか。
“10番”の仕事を遂行できた時、チームもより高みに近づけるはず
※『サッカーダイジェスト2月25日発売号』では、「2016シーズン J1&J2開幕ガイド」と題して、総勢30名による順位予想などに加え、青山敏弘選手&佐藤寿人選手の対談、遠藤航選手、中村俊輔、アデミウソン、大前元紀選手、城福浩監督の独占インタビュー、さらにJ1&J2の最新選手名鑑を掲載。ボリューム満点の内容でお届けします。