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【J1】開幕直前チェック 鹿島編|「義務」であるリーグタイトル奪還に向け、ふたつの“いつ”をどれだけ早く解決できるか

カテゴリ:Jリーグ

内田知宏

2016年02月26日

柴崎が“10番”の仕事を遂行できた時、チームもより高みに近づける。

自分に足りないものを「キャプテンシー」と語る柴崎は、周りにどんな言葉を掛け、どんなプレーを見せるのだろうか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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【今季の目標達成へのポイント】

 今季は「目標ではなく義務」(鹿島強化部)として、7年ぶりのリーグタイトルを目指す。

 まず必要なのは、安定した守備力だ。石井監督は昨季から引き続き、「自分たちからボールを奪いに行く守備」の成熟を目指し、準備を進めてきている。前線からの連動性が求められるため、ズレや遅れは許されない。

 8人の新加入選手の中でも、特に永木と三竿、石井監督体制下では今季初めてプレーするジネイといった主力候補が、チームコンセプトをどの段階で理解し、いつ完璧に習得できるかが鍵になるだろう。
 
 また、かかとの痛みで一時帰国中のファン・ソッコや、離脱組の永木、柴崎の復帰はいつになるのか。
 
 多少のアクシデントでは揺るがない戦力が整うなか、ふたつの“いつ”が、早ければ早いほど、優勝の可能性は高まる。
 
 唯一、手薄なポジションと言える左SBについては、宮崎キャンプにも参加した流経大1年の小池の特別指定や、他クラブからの引き抜きなど、登録期限ぎりぎりまで補強を模索する方針だ。
 
 最後に、今季から本山(北九州)から10番を受け継いだ柴崎について、触れておきたい。
 
 自分に足りないものを「キャプテンシー」とし、今季から「チームを引っ張る」ことを特に強く意識するという。チームが上手くいかない時、劣勢に立たされた時、周りにどんな言葉を掛け、どんなプレーを見せるか。
 
“10番”の仕事を遂行できた時、チームもより高みに近づけるはず

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