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【J1】開幕直前チェック 川崎編|悲願のタイトル獲得へ失点減は不可欠。攻守にスケールアップできるか

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2016年02月25日

守備面はクロスへの対応力をどこまで高められるかが鍵に。

3年連続で得点王の座を守り続ける大久保。今季は4年連続を目指すとともに「タイトル」を手にしたい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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【今季の目標達成へのポイント】
 
 今年、クラブ創設20周年の節目の年を迎える川崎にとって、目標は「タイトル」だ。そのタイトル獲得に向けて、新体制発表会見で庄子GMが明らかにしたポイントは次のようなものだった。
 
 ひとつ目は、昨季は降格チームから勝点を拾い損ねた点。特に山形、清水に関しては、相手の前に出る圧力を撥ね返せずに苦戦しており、今季も下位クラブとの対戦では同様の展開が予想される。今季の課題と言えるだろう。
 
 また、庄子GMは守備についても言及。昨季、48失点とリーグワースト7位タイの守備は改善が不可欠。特にセットプレーからの失点を減らせるかが見どころのひとつだ。合宿中に目立ったのが、“前からの守備練習”。セットプレーに加え、クロスへの対応力をどこまで高められるかが鍵となる。
 
 一方の攻撃は、3年連続得点王の偉業を達成した大久保が強烈な存在感を放ち、勝敗をその双肩で担う現状の改善が課題でもある。庄子GMは、ふた桁得点の選手が増えるよう、メディカル体制の充実を約束した。
 
 攻守の両面で課題は山積するが、これは表裏一体の問題だ。攻撃面にせよ守備面にせよ、一方が改善されれば、副次的にもう一方が良くなるはず。攻守全般のスケールアップに期待したい。
 
文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
 
 
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