バルサは持ち味を発揮し、敵地で2点差完封という最高の結果。

難なく決めた1点目、素早い反応でフラミニのファウルを誘った2点目のPK。メッシはこの試合でも期待通りの仕事を果たし、チャンピオンズ・リーグ通算得点を82に伸ばした。 (C) Getty Images
【バルセロナ|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
序盤は相手の堅い守備ブロックの前に攻めあぐね、守勢時にはDF陣が混乱してピンチを迎えることもあったが、徐々に本来の姿を見せられるようになった。後半は素早く高度なパスワークと素早いプレッシングで試合を支配。敵地で2点差完封という最高の結果を手にした。
監督 ルイス・エンリケ 6
前半途中までの選手の出来には満足していなかっただろうが、以降は本来の持ち味を発揮したことにより、指揮官が最後まで動くことはなかった。過密日程のなかで温存の意味での選手交代はあり得たかもしれないが、特に問題はないだろう。
【バルセロナ|選手採点・寸評】
GK
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6.5
ボールに触れる回数は多くなかったが、22分に混戦のなかでチェンバレンのシュートをストップし、59分にもジルーのヘディングシュートを横っ跳びでセーブするなど、ピンチの場面で大きな仕事を果たした。
DF
6 ダニエウ・アウベス 6
高い位置取りのため、序盤は背後を突かれて幾度かピンチを招く。ドリブルで突き進むA・サンチェスを背後から追いかける場面も何度か見られた。攻撃では右サイド、中央からチャンスメイクをこなした。
3 ジェラール・ピケ 6
中央に入れられたボールに対する対応や、ジルーのマークもほぼ問題なし。68分にクリアボールをジルーに渡してしまったのはいただけないが……。後半に警告を受けたことで、2戦目は出場停止となる。
14 ハビエル・マスチェラーノ 7
序盤は守勢時に振り回されることもあったが、相変わらずの危機察知能力と出足の速さで何度もチームを救った。最終ラインで守るだけでなく、高い位置取りで、攻撃に転じた相手のパスをカットしてチームの多重攻撃を可能にした。
18 ジョルディ・アルバ 6
守備では堅実なプレーを披露。攻撃時は思い切ってポジションを上げるも、プレーは安全第一といった無難なものが多く、右のアウベスとバランスを取っていた。
MF
5 セルヒオ・ブスケッツ 6.5
守備時のプレーはもちろん、攻撃の際にもスペースをカバーすることで味方に安心を与えることに。目立ちはしないものの、チームの土台を支える働きを見せていた。
4 イバン・ラキティッチ 6.5
守備では泥臭くプレー。A・サンチェスを止めようと奮闘する姿が印象的だった。攻撃ではチャンスを作るだけでなく、精力的に動いて縦パスを引き出し、さらに自らミドルシュートを放つなど、フィニッシュにも絡んだ。
8 アンドレス・イニエスタ 6.5
縦横無尽に動き回り、効果的なドリブルや鋭いスルーパスを披露。49分にはネイマールに決定的なシュートチャンスを提供した。メッシの動きを常に視野に入れているかのようなパスも印象的だった。
FW
MAN OF THE MATCH
10 リオネル・メッシ 7.5
強引すぎるほどのドリブル突破を仕掛け、好位置で何度かFKを獲得。マークが厳しく、シュートがブロックされる場面が多かったが、先制ゴールは完全フリーでのものであり、外すはずがなかった。自ら得たPKで奪った追加点は、次ラウンド進出に向けても非常に重要な1点に。
9 ルイス・スアレス 6.5
シュート一辺倒でなく、意表を突くパスなど、状況判断の良さも感じさせた。先制点は、彼がネイマールに好パスを出したことが大きかった。前半アディショナルタイムに枠を外したヘディングシュート、78分のポストに当てたシュートなど、“本業”ではやや悔いが残ったか。
11 ネイマール 7
中央に切れ込むドリブルは効果的だった。スアレス同様に幾度もあった決定機で決めることはできなかったものの、先制時には起点となり、アシストもマーク。大きく下がっての守備など、チームへの貢献度は非常に高かった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
チーム 7
序盤は相手の堅い守備ブロックの前に攻めあぐね、守勢時にはDF陣が混乱してピンチを迎えることもあったが、徐々に本来の姿を見せられるようになった。後半は素早く高度なパスワークと素早いプレッシングで試合を支配。敵地で2点差完封という最高の結果を手にした。
監督 ルイス・エンリケ 6
前半途中までの選手の出来には満足していなかっただろうが、以降は本来の持ち味を発揮したことにより、指揮官が最後まで動くことはなかった。過密日程のなかで温存の意味での選手交代はあり得たかもしれないが、特に問題はないだろう。
【バルセロナ|選手採点・寸評】
GK
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6.5
ボールに触れる回数は多くなかったが、22分に混戦のなかでチェンバレンのシュートをストップし、59分にもジルーのヘディングシュートを横っ跳びでセーブするなど、ピンチの場面で大きな仕事を果たした。
DF
6 ダニエウ・アウベス 6
高い位置取りのため、序盤は背後を突かれて幾度かピンチを招く。ドリブルで突き進むA・サンチェスを背後から追いかける場面も何度か見られた。攻撃では右サイド、中央からチャンスメイクをこなした。
3 ジェラール・ピケ 6
中央に入れられたボールに対する対応や、ジルーのマークもほぼ問題なし。68分にクリアボールをジルーに渡してしまったのはいただけないが……。後半に警告を受けたことで、2戦目は出場停止となる。
14 ハビエル・マスチェラーノ 7
序盤は守勢時に振り回されることもあったが、相変わらずの危機察知能力と出足の速さで何度もチームを救った。最終ラインで守るだけでなく、高い位置取りで、攻撃に転じた相手のパスをカットしてチームの多重攻撃を可能にした。
18 ジョルディ・アルバ 6
守備では堅実なプレーを披露。攻撃時は思い切ってポジションを上げるも、プレーは安全第一といった無難なものが多く、右のアウベスとバランスを取っていた。
MF
5 セルヒオ・ブスケッツ 6.5
守備時のプレーはもちろん、攻撃の際にもスペースをカバーすることで味方に安心を与えることに。目立ちはしないものの、チームの土台を支える働きを見せていた。
4 イバン・ラキティッチ 6.5
守備では泥臭くプレー。A・サンチェスを止めようと奮闘する姿が印象的だった。攻撃ではチャンスを作るだけでなく、精力的に動いて縦パスを引き出し、さらに自らミドルシュートを放つなど、フィニッシュにも絡んだ。
8 アンドレス・イニエスタ 6.5
縦横無尽に動き回り、効果的なドリブルや鋭いスルーパスを披露。49分にはネイマールに決定的なシュートチャンスを提供した。メッシの動きを常に視野に入れているかのようなパスも印象的だった。
FW
MAN OF THE MATCH
10 リオネル・メッシ 7.5
強引すぎるほどのドリブル突破を仕掛け、好位置で何度かFKを獲得。マークが厳しく、シュートがブロックされる場面が多かったが、先制ゴールは完全フリーでのものであり、外すはずがなかった。自ら得たPKで奪った追加点は、次ラウンド進出に向けても非常に重要な1点に。
9 ルイス・スアレス 6.5
シュート一辺倒でなく、意表を突くパスなど、状況判断の良さも感じさせた。先制点は、彼がネイマールに好パスを出したことが大きかった。前半アディショナルタイムに枠を外したヘディングシュート、78分のポストに当てたシュートなど、“本業”ではやや悔いが残ったか。
11 ネイマール 7
中央に切れ込むドリブルは効果的だった。スアレス同様に幾度もあった決定機で決めることはできなかったものの、先制時には起点となり、アシストもマーク。大きく下がっての守備など、チームへの貢献度は非常に高かった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。