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【J1】開幕直前チェック 福岡編|土台作りは着々と。目標の勝点46へ最大のキーマンはダニルソン

カテゴリ:Jリーグ

中倉一志

2016年02月23日

粘り強さを武器に勝点46を目指す。

プレシーズンの練習試合では、芳しい結果は出なかった福岡だが、井原監督は「課題が見つかったことは良かった」と前向きにとらえる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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【今季の目標達成へのポイント】
 
 戦いのベースは、昨年に培った「粘り強い守備」と「奪ってから縦に速い攻撃」。とりわけ、J1のレベルでもJ2と同様の堅守を発揮できるかどうかが最大のポイントになる。
 
 そのため、CBに不足していたスピードと経験を加えるべく實藤とキム・ヒョヌンを獲得。ふたりのパフォーマンスがチームの出来を左右することは間違いない。
 
 攻撃面ではプレシーズンに改めて浮き彫りになった「ボールを奪った後のプレーの精度」を、どこまで上げられるかが鍵。現状では、相手にボールを支配される時間が長くなることは確実で、攻撃の機会も少なくなることが予想されているが、そのなかで目標とする勝点46を奪うためには、いつ、どのタイミングで、自分たちからアクションを起こしてボールを奪い、カウンターを仕掛けるのかが問われており、より研ぎ澄まされた意思統一が必要になる。
 
 そして、最大の注目はダニルソン。合流が遅れたため、プレシーズンではコンディション調整に多くの時間を割かざるを得なかったため、チームにどこまでフィットするかは未知数だが、実績と経験は申し分ない。
 
 サッカーはひとりの特別な選手に頼ってプレーするものではないが、ダニルソンが中盤の守備の要として機能すれば、最後のピースをはめ込んだパズルのように、チームそのものが大きく様変わりする可能性を秘めている。ダニルソンに期待される役割は大きい。
 
文:中倉一志(フリーライター)
 
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