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【J1】開幕直前チェック 大宮編|パスサッカーはおおむね機能。強豪との序盤戦が試金石に

カテゴリ:Jリーグ

土地将靖

2016年02月23日

掲げた目標は「勝点48、7~12位」。もちろんクラブはその先を見据えている。

今季も攻撃の軸はムルジャ(8番)と家長(41番)だ。個の能力が高いこの2トップを上手く活かしたい。(写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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【今季の目標達成へのポイント】

 J1再昇格の大宮には、シーズン序盤に大きな関門が設けられた。開幕戦のFC東京を皮切りに、3、4節には昨季のJ1トップ2のG大阪、広島との連戦が控える。ここでどれだけの成果=内容と結果が得られるかが、今季を戦い抜くうえでの試金石となる。
 
 自分たちのサッカーを貫き通すことができれば言うことはない。その手応えを自信に、今季を戦い抜くことが出来るだろう。問題は、軌道修正を余儀なくされた場合だ。「自分たちのサッカーはJ1では通用しないのでないか」。そのような疑念が選手たちに生まれてしまうと、その後のチーム作りに大きな影響が出る可能性がある。結果はもちろん、内容面も大きく問われる序盤戦だ。
 
 また、長いシーズンを戦ううえで、レギュラークラスとサブメンバーの戦力差も小さくしていきたい。プレシーズンでも、レギュラーメンバーは固定化の傾向にあり、渋谷監督が若手の奮起を促したものの、大きな抜擢はなさそう。過密日程となるカップ戦などをうまく利用することで、量ではなく質での層の厚さを作り出せないと、負傷や出場停止といったアクシデントの際に対応できなくなる。
 
 今季チームが掲げた目標は「勝点48、7~12位」と控えめなものだが、もちろんクラブはその先を見据えている。そのためにも、橋頭堡としての目標をしっかりと達成してほしい。
 
取材・文:土地将靖(サッカーライター)
 
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