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【高校サッカー】Jクラブが熱視線を送るのは…。今季の注目チーム&プレーヤーをピックアップ!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年02月16日

多彩な攻撃パターンを持つ徳島市立に躍進の予感も。

今季の徳島市立は爆発力のあるアタッカー陣を揃える。快進撃の予感を漂わせるチームのひとつだ。写真:安藤隆人

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 徳島市立は昨年度のチームも攻守に目を引く選手を揃えていたが、今年も面白い選手が攻撃陣に揃っている。郡紘平、山本史弥、水田智の3トップは「ポジションを固定させていない。相手の状況を見て、好きなように動いて崩すようにしている」と河野監督が語ったように、スピードとテクニック、シュートセンスに優れ、バイタルエリアで多彩な攻撃を見せる。
 
 新2年生・水延将大、吉田顕世、小原一真の3ボランチも3トップに積極的に関わり、「どんな相手でも必ず点が取れるチームになった」(河野監督)。一方で守備面は昨年より落ちる部分もあり、河野監督の頭を悩ませているが、「CBを含め、面白い1年生が入って来るので、彼らを成長させたい」と、指揮官期待のルーキーたちが上手くはまれば、今年も全国上位を目指せるチームになるだろう。
 
 Jクラブでは、清水ユースだろう。立田悠悟と新1年生の監物拓歩のCBコンビに注目したい。187センチの高さがある立田と、新1年生ながら184センチの高さを誇る監物。まだまだフィジカル面やステップ面で課題はあるが、「これだけのスケール感を持ったCBコンビが成長すれば、クラブとしても、日本全体としても面白いと思う」と平岡宏章監督が語るように、彼らの成長はチーム力の向上を意味し、同時に深刻なCB不足となっている日本の将来にも好影響を与えるだけに、平岡監督には我慢の起用を続けてほしいと願う。
 
 他にも今年の主役となりそうなチームは数多くある。それぞれのチームに頭角を現わしそうな選手が存在した。ここから大きく羽ばたく選手、チームは現われるのか。新たな萌芽は各地で息吹いている。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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