初キャップから4年4か月
10月シリーズで上田には、前回に続き、ゴールが求められるところ。カナダ戦に出る場合には時間限定となるだろうが、2026年W杯ホスト国の1つである同国はチーム強化が進んでいて、昨年11月のカタールW杯直前のテストマッチでも日本は大苦戦している。
上田も後半からピッチに立ったが、相手のタフな守備に遭ってなかなか彼らしさを発揮できなかった。その反省を活かしながら、成長した姿を見せる必要がある。
上田のスタメンが有力視されるチュニジア戦にしても、昨年6月の対戦では0-3の完敗を喫している。上田は負傷離脱したため、ベンチにもいなかったが、日本は無得点で終わっている。
ボール支配率では大幅に上回ったが、組み立ての途中でインターセプトされ、失点するという悪循環が続いた。そういう相手だからこそ、1トップがしっかりとタメを作り、押し上げる時間を稼がなければいけない。
上田も後半からピッチに立ったが、相手のタフな守備に遭ってなかなか彼らしさを発揮できなかった。その反省を活かしながら、成長した姿を見せる必要がある。
上田のスタメンが有力視されるチュニジア戦にしても、昨年6月の対戦では0-3の完敗を喫している。上田は負傷離脱したため、ベンチにもいなかったが、日本は無得点で終わっている。
ボール支配率では大幅に上回ったが、組み立ての途中でインターセプトされ、失点するという悪循環が続いた。そういう相手だからこそ、1トップがしっかりとタメを作り、押し上げる時間を稼がなければいけない。
上田が屈強なチュニジアのDF陣を相手にその仕事を確実に遂行し、そのうえでストロングの動き出しや決定力を発揮できれば、11月からスタートする2026年W杯アジア2次予選、来年1~2月のアジアカップでエースFWに上り詰める道も開けてきそうだ。
法政大在学中だった2019年6月のコパ・アメリカで初キャップを飾ってから4年4か月。当時から「将来の代表1トップ」と期待されてきた上田にとっては長い歩みだった。ただ、FWというのは完成するまでに時間がかかるもの。それは30歳前後で結果を残した前田遼一コーチもそうだった。大迫勇也(神戸)にしても30代になって円熟味を増しているのを見れば、25歳の上田はまだまだ大きな伸びしろがあるということだ。
持てる力を遺憾なく発揮し、日本のエースFWへと突き抜ける布石を打てるのか。今回はこの男に、これまで以上に注目したい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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