「攻撃を牽引」「同僚が焦るなか一人だけ...」EL初アシストで“歴史的勝点”に貢献の三笘薫をブライトン番記者が激賞「能力の高さとインテリジェンスは代え難い」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年10月08日
ボールを持った際は常時2人のマーク
グロスのゴールをお膳立てしたのも、日本代表のエースだ。左サイドバックに入ったタリク・ランプティが力強いドリブルでゴールラインまで駆け上がり三笘へパスを出すと、右足でワントラップした26歳は反転しながら左足で柔らかいパスを中央で待つグロスへ。このカットバックをドイツ代表が落ち着いて決めて、ブライトンの追い上げが始まった。
このあたりから、三笘はさらにギアを一段上げていく。守勢に入ったマルセイユバックラインの後方に残ったスペースを突き、隙あらばゴールを奪おうと積極果敢に迫っていく。73分、グロスからのフィードにタイミングよく飛び出したウインガーは、ディフェンダーと競り合いながらペナルティエリア内にボールを持ち込み、角度のないところから左足でシュート。惜しくも敵のゴールキーパー、パウ・ロペスにセーブされたが、持ち前のスピードとテクニックでマルセイユゴールを脅かした。
さらに5分後。相手の右サイドバックを務めるフランス代表、ジョナタン・クラウスを切れ味鋭いドリブルで抜き去り、素早く左足で中央へラストパス。残念ながら、ボールは待っていたサイモン・アディングラの後ろ側に入ってしまい、クリーンヒットはならなかった。
その後も三笘はディフェンダーの裏を突き、間を狙い、ボールをキープしてシーガルズの攻撃に貢献し続けた。
このあたりから、三笘はさらにギアを一段上げていく。守勢に入ったマルセイユバックラインの後方に残ったスペースを突き、隙あらばゴールを奪おうと積極果敢に迫っていく。73分、グロスからのフィードにタイミングよく飛び出したウインガーは、ディフェンダーと競り合いながらペナルティエリア内にボールを持ち込み、角度のないところから左足でシュート。惜しくも敵のゴールキーパー、パウ・ロペスにセーブされたが、持ち前のスピードとテクニックでマルセイユゴールを脅かした。
さらに5分後。相手の右サイドバックを務めるフランス代表、ジョナタン・クラウスを切れ味鋭いドリブルで抜き去り、素早く左足で中央へラストパス。残念ながら、ボールは待っていたサイモン・アディングラの後ろ側に入ってしまい、クリーンヒットはならなかった。
その後も三笘はディフェンダーの裏を突き、間を狙い、ボールをキープしてシーガルズの攻撃に貢献し続けた。
決勝点となったPKにも絡んでいる。左サイドからカットインして逆サイドのアディングラにパスを出し、このボールを受けたコートジボワール代表は中央にクロスを入れる。マルセイユのディフェンダーがクリアしたボールを、後方から走りこんだランプティが拾ってそのまま前進。エリア内で倒されて、PKを得たのだった。
最終的に引き分けで終えたこの一戦では、今後の欧州カップ戦、もしくは国内リーグ戦やカップ戦に向けて改善すべき点が見つけられた。マルセイユの守備陣は獰猛で、三笘に対してもアグレッシブなディフェンスで対応。ボールを持った際には、ほぼ常時2人のマークをつけて、スペースを消していた。
昨シーズンの中盤以降はこういった作戦を使う対戦相手が増え、それは今季も変わっていない。辛抱強く我慢して、どのタイミングで仕掛けるのか。またプレーの取捨選択も重要になってくる。これについては、三笘を毎試合カバーしている日本人記者陣から聞いているが、本人も十分に理解しており、いつも対策を考えている。
最終的に引き分けで終えたこの一戦では、今後の欧州カップ戦、もしくは国内リーグ戦やカップ戦に向けて改善すべき点が見つけられた。マルセイユの守備陣は獰猛で、三笘に対してもアグレッシブなディフェンスで対応。ボールを持った際には、ほぼ常時2人のマークをつけて、スペースを消していた。
昨シーズンの中盤以降はこういった作戦を使う対戦相手が増え、それは今季も変わっていない。辛抱強く我慢して、どのタイミングで仕掛けるのか。またプレーの取捨選択も重要になってくる。これについては、三笘を毎試合カバーしている日本人記者陣から聞いているが、本人も十分に理解しており、いつも対策を考えている。