前橋育英コンビも見どころだ
また、U-20日本代表組からチームに加わったチェイス・アンリ(シュツットガルト)と福井太智(バイエルン)も注目のタレントだ。
チェイスは昨年6月のU-23アジアカップ以来の大岩ジャパン選出となる。ドイツ挑戦1年目となった昨季は新たな環境に馴染めず苦戦を強いられたが、今シーズンはU-23チームでレギュラーポジションを獲得。身体能力と吸収力の高さでメキメキと力を付けており、層が薄いCBで台頭できるか注目だ。
今年1月に鳥栖からドイツに渡った福井は、U-20ワールドカップで存在感を示すと、今季はバイエルンのセカンドチームでプレーしながら、9月26日に行なわれたDFBポカール1回戦のプロイセン・ミュンスター戦でトップチームデビューを飾った。
球際の強さと正確な技術は折り紙付きで、海外勢に怯まないメンタリティも魅力のひとつ。アンカー起用であれば藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフなら松木玖生(FC東京)、山本理仁(シント=トロイデン)、鈴木唯人(ブレンビー)、三戸舜介(新潟)とポジションを争うが、常連組に食い込む力はある。U-22代表に初めて招集した大岩監督も期待感を隠さない。
「太智も自分がU-18(代表で監督)を担当した時に間近で見ている。彼がどれくらい成長しているかを踏まえたうえで、今回期待をして招集させてもらった」
チェイスは昨年6月のU-23アジアカップ以来の大岩ジャパン選出となる。ドイツ挑戦1年目となった昨季は新たな環境に馴染めず苦戦を強いられたが、今シーズンはU-23チームでレギュラーポジションを獲得。身体能力と吸収力の高さでメキメキと力を付けており、層が薄いCBで台頭できるか注目だ。
今年1月に鳥栖からドイツに渡った福井は、U-20ワールドカップで存在感を示すと、今季はバイエルンのセカンドチームでプレーしながら、9月26日に行なわれたDFBポカール1回戦のプロイセン・ミュンスター戦でトップチームデビューを飾った。
球際の強さと正確な技術は折り紙付きで、海外勢に怯まないメンタリティも魅力のひとつ。アンカー起用であれば藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフなら松木玖生(FC東京)、山本理仁(シント=トロイデン)、鈴木唯人(ブレンビー)、三戸舜介(新潟)とポジションを争うが、常連組に食い込む力はある。U-22代表に初めて招集した大岩監督も期待感を隠さない。
「太智も自分がU-18(代表で監督)を担当した時に間近で見ている。彼がどれくらい成長しているかを踏まえたうえで、今回期待をして招集させてもらった」
チームに新たな風を吹かせられるか。コアメンバーに刺激を与える意味でもU-20組の突き上げを楽しみに待ちたい。
Jリーグ勢では、サイドアタッカーの近藤友喜(横浜FC)と新井悠太(東洋大/東京V内定)が新たにメンバーに加わった。近藤は4月の候補合宿で招集を受けていたが、海外遠征は初となる。今季は右サイドを主戦場に力強い突破を見せており、小柄ながら当たり負けしないパンチも持ち合わせているのも魅力だ。
新井は東洋大の3年生で、25年シーズンから東京Vに加入することが決まっている。すでにJ2で8試合に出場し、2ゴールをマーク。昇格争いを繰り広げるチームで左サイドの切り札として奮戦。キレのあるドリブルは目を見張る。
ともに前橋育英高出身で、近藤が3年生の時に新井は1年生。そんな縁もあるふたりがU-22代表で可能性を示せるかも今遠征の見どころだ。
徐々にチームの骨格は固まってきたが、序列を覆す可能性はある。パリ五輪に出場するアメリカや、東京五輪で銅メダルを獲得したメキシコに対し、若武者たちがどのようなプレーを見せるのか目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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