宮崎ラウンドで激戦が展開された一方で、２月３日には鹿児島ラウンドが開幕。今季からJ１に復帰した磐田は北九州との一戦に挑み、齊藤和樹の１点を守り切って勝点３を獲得。「この大会は自分たちがどれだけJ1での戦いをイメージして、色々な局面でチャレンジできるかがすべて」と語っていた名波浩監督は、「良いパフォーマンスができた」と勝負強さを見せたチームに一定の評価を与えていた。
 
　地元の鹿児島と対戦した清水は、攻撃力が爆発。石毛秀樹の先制点を呼び水に、大前元紀が連続ゴールを記録し、これに犬飼智也が続き、最後は石毛のゴールで締め括り、５-１と圧倒的な力の差を見せつけた。
 
　完敗を喫した鹿児島だが、田上裕は「本当に上のレベルは高い。これからやらなければならないことがはっきりしたゲーム」と、初のJ３参戦に向け、改めて気持ちを引き締められる貴重な機会になったようだ。
 
　鹿児島ラウンドは今後、２月６日と同10日に開催。注目はなんといっても、６日に予定されている磐田対清水の〝静岡ダービー″だ。
 
　昨季は磐田がJ１昇格を掴み取った一方で、清水はクラブ史上初のJ２降格の憂き目に遭った。リーグ戦では決して見ることができない伝統の一戦が、早くもこの『Jリーグ・スカパー！ ニューイヤーカップ』の舞台で実現する。
 
　Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナーのスカパー！では、全試合を独占生中継でお届け。スカパー！オンデマンドでも全試合LIVE配信する。鹿児島ラウンドの今後の放送予定は、以下のとおりとなっている。
 
[鹿児島ラウンドの試合スケジュールと放送チャンネル]
◆２／６（土）
・鹿児島×北九州　11:00　鴨池　Ch.800／580 スカチャン0
・磐田×清水　14:00　鴨池　Ch.800／580 スカチャン0
 
◆２／10（水）
・清水×北九州　11:00　鴨池　Ch.800／580 スカチャン0
・鹿児島×磐田　14:00　鴨池　Ch.800／580 スカチャン0
 
※鴨池＝鹿児島県立鴨池陸上競技場
※スケジュールは変更になる場合があります。