「上田は天性のゴールスコアラー。足にボールが転がるたびに得点する」
上田は、CL出場のビッグクラブ入りを実現させ、8月13日のエールディビジ第1節フォルトゥナ戦(0-0)で新天地デビュー。そこから徐々に出場機会を増やし、9月3日のユトレヒト戦(5-1)で待望のオランダ初ゴールを挙げた。19日のCL初戦・セルティック戦に向かう矢先の怪我ということで、勢いを削がれた部分があるかもしれない。
CLの序盤2戦はヒメネスが出場停止。ここで万全ならスタメンが確実視されている状況だっただけに、本人も悔しさを感じているはずだ。
「上田は天性のゴールスコアラー。足にボールが転がるたびに得点する。その確率は50パーセント以上、100パーセントにかなり近いかもしれない。彼はとても速く、ヘディングも両足のシュートも上手く、ゴールを確実に決める。我々にとって力強い新戦力だ。だからこそ、CL序盤の試合に出られないのは残念で仕方がない」と指揮官も大いに嘆いていた。
そんなスロット監督は「上田がもっと強くなって戻ってくることを確信している。そしてヒメネスのビッグライバルになるだろう。順調にフィットしていけば、このクラブでプレーする数年間で素晴らしい成績を収めることになる。それに関しては疑いの余地はない」という絶大な期待も口にした。
CLの序盤2戦はヒメネスが出場停止。ここで万全ならスタメンが確実視されている状況だっただけに、本人も悔しさを感じているはずだ。
「上田は天性のゴールスコアラー。足にボールが転がるたびに得点する。その確率は50パーセント以上、100パーセントにかなり近いかもしれない。彼はとても速く、ヘディングも両足のシュートも上手く、ゴールを確実に決める。我々にとって力強い新戦力だ。だからこそ、CL序盤の試合に出られないのは残念で仕方がない」と指揮官も大いに嘆いていた。
そんなスロット監督は「上田がもっと強くなって戻ってくることを確信している。そしてヒメネスのビッグライバルになるだろう。順調にフィットしていけば、このクラブでプレーする数年間で素晴らしい成績を収めることになる。それに関しては疑いの余地はない」という絶大な期待も口にした。
つまり、それだけ背番号9の復帰を切望しているということ。そういった高評価は上田にとって追い風。ここから確実にフィジカル面を引き上げ、合流後にはフェイエノールトの連動性、創造性の高い攻撃をけん引できるように、周囲とのコンビネーションを密にしていくことが肝要だ。
昨季から大黒柱に君臨しているヒメネスは実績的に有利だし、屈強なフィジカルを生かしてDFを背負いながらタメを作る仕事には非常に長けている。だが、シュート技術に関してはやや物足りなさも感じられる。上田が彼を圧倒できるとしたらその点だろう。
スロット監督が多彩な得点能力を称賛した通り、上田には類まれなフィニッシュの迫力と精度がある。それを新天地で遺憾なく発揮すれば、メキシコ人FWをしのぐ活躍はきっと叶う。そこは期待してよさそうだ。
ヘーレンフェーン戦で途中から出てきたミンテはドリブラータイプで、リングルも175センチとそこまで高さはないため、前線のターゲットマンとしてはやや不十分ではないか。となれば、やはりスロット監督としてはヒメネスと上田の2枚看板で今季を戦い抜きたいという思惑があると見られる。
そうなる日はいつなのか。まずは指揮官が期待する10月4日のCL・アトレティコ戦でスタメンを飾る上田の雄姿を見たいところ。そこからゴールを量産し、ベルギー時代のような成功を飾ってほしいところ。日本屈指のスケール感を誇る点取屋がサクセスストーリーを現実にするために、まずは左足の状態を万全にしてほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
「記者のポリシーがありますよね?」上田綺世がフェイエノールト入団会見でまさかの逆質問! 滲み出た“動き出しの極意”への矜持【現地発】
「雲泥の差ですね」上田綺世が蘭デビュー戦で体感したフェイエノールトと本拠地の“凄み”。「10人でもこれだけ戦えるんだと…」【現地発】
日本代表で最もシュートが上手いのは? 松井大輔の問いに守護神シュミットが回答!「本当にすげぇの来る。絶対取れないじゃん…」
昨季から大黒柱に君臨しているヒメネスは実績的に有利だし、屈強なフィジカルを生かしてDFを背負いながらタメを作る仕事には非常に長けている。だが、シュート技術に関してはやや物足りなさも感じられる。上田が彼を圧倒できるとしたらその点だろう。
スロット監督が多彩な得点能力を称賛した通り、上田には類まれなフィニッシュの迫力と精度がある。それを新天地で遺憾なく発揮すれば、メキシコ人FWをしのぐ活躍はきっと叶う。そこは期待してよさそうだ。
ヘーレンフェーン戦で途中から出てきたミンテはドリブラータイプで、リングルも175センチとそこまで高さはないため、前線のターゲットマンとしてはやや不十分ではないか。となれば、やはりスロット監督としてはヒメネスと上田の2枚看板で今季を戦い抜きたいという思惑があると見られる。
そうなる日はいつなのか。まずは指揮官が期待する10月4日のCL・アトレティコ戦でスタメンを飾る上田の雄姿を見たいところ。そこからゴールを量産し、ベルギー時代のような成功を飾ってほしいところ。日本屈指のスケール感を誇る点取屋がサクセスストーリーを現実にするために、まずは左足の状態を万全にしてほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
「記者のポリシーがありますよね?」上田綺世がフェイエノールト入団会見でまさかの逆質問! 滲み出た“動き出しの極意”への矜持【現地発】
「雲泥の差ですね」上田綺世が蘭デビュー戦で体感したフェイエノールトと本拠地の“凄み”。「10人でもこれだけ戦えるんだと…」【現地発】
日本代表で最もシュートが上手いのは? 松井大輔の問いに守護神シュミットが回答!「本当にすげぇの来る。絶対取れないじゃん…」