最終的に0-0も勝点1を上積みし、チームはパリ五輪の最終予選を兼ねた来年4月のU-23アジア杯出場を決めた。喜びも少なからずあるが、山本の胸にあったのは自責の念。記念撮影後に項垂れ、大岩監督と言葉を交わしながらピッチを後にした。
「このチームはお前が引っ張っていくんだぞ」
そう言葉をかけられた山本は気持ちを新たにし、さらなる成長を誓う。
「今回の自分はなかなか合格点を与えられるプレーではなかった。自分ではそう思っている。フリーキックなどセットプレーからかなりチャンスは作れたけど、ボックスに入っていくところはまだまだ。次の遠征もそうだし、そして4月にカタールで開催される最終予選(U-23アジア杯)までに僕だけではなく、各々がレベルアップをしていかないと痛い目を見るし、パリ五輪の本戦は見えてこない」
「合格点を与えられるプレーではなかった」
代表活動を終え、山本はベルギーに戻る。8月に加入したばかりのSTVVで自身のポジションは確約されておらず、今後はクラブでのレギュラー争いに身を投じる。
「チームは3バック。やることも少し変わってきますけど、まずはそこでポジションを確保しないといけない。日本にも自分と同じポジションで活躍している選手がいる。自分もしっかり存在をアピールしないと残っていけないので、危機感を持ってやっていきたい」
悔しさは十分味わった。「予選突破に本気でやっていかないとまずい」とは山本の言葉。バーレーンで味わった屈辱を力に変え、パリ五輪に向けて前進するしかない。世代を牽引するレフティは未来を切り開くべく、さらなる成長のために自分と戦い続ける。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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