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【セルジオ越後】勝って当たり前のトルコ戦。ワクワクもしなかった。欧州遠征で連勝も、バスケやラグビーの話題に負けているのも寂しいね

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年09月13日

連係面で見劣りするのは当然だ

マン・オブ・ザ・マッチは美しい先制点を決めた伊藤敦樹だよ。(C)SOCCER DIGEST

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 日本がトルコに4-2で勝利。4-1で勝ったドイツ戦と合わせて、2連勝で9月のヨーロッパ遠征を終えた。

 ドイツ戦から先発を10人も入れ替えた森保ジャパンは前半、伊藤敦樹の先制点などで3点をリード。相手が盛り返してきた後半は、遠藤や冨安を投入して流れを引き戻した。

 ワクワクする試合にはならなかったね。トルコは2002年の日韓ワールドカップではベスト4に残ったけど、当時よりもレベルが落ちていて、近年は国際大会で目立った成績を残していない。また、イタリアのインテルで活躍するチャルハノールがスタメンではなく途中出場だった。

 今回のチームは、パワフルで激しさはあったものの、柔らかさや展開力に乏しかった。前半だけで3失点するのは、チーム力の弱さを表わしていると思う。

 今の日本にとっては勝って当たり前の相手で、森保監督がスタメンを10人も代えたのは、ドイツ戦から中2日だったというのもあるし、事前にトルコの力量を正確に把握できていたのも理由だろう。
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 劣勢の場面もあったし、2失点してしまったけど、あれだけガラッと代えたら別のチームになるわけで、初めて組むような顔ぶれで、連係面で見劣りするのは当然だ。そのなかで、勝って当たり前の試合を勝てたのは良かった。

 マン・オブ・ザ・マッチには伊藤敦樹を挙げたい。先制ゴールが美しくて凄かったし、利き足でない左足で決めたのも価値が高い。ボランチなのに、高い位置に上がってくるプレースタイルは素晴らしい。

 A代表デビューの毎熊も目立っていた。アシストという結果も残した。残念だったのは、出番が前半だけだった点。もっと見てみたい選手だった。

 伊藤敦樹も毎熊もアピールはできた。代表でも十分なプレーができると感じた。ただ、これから代表のスタメンを狙うのであれば、さらなるレベルアップが必要だ。毎熊と同ポジションの菅原はレベルが高くて状態が良いし、伊藤は遠藤や守田との争いになる。

 2選手とも、ドイツ戦で出番が無かった事実に向き合う必要がある。なぜドイツ戦に出られなかったのか。しっかりと考えて、頑張ってほしいね。
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