「まだまだ成長することだらけ」
思い返せば、一昨季まではここまで自信満々にプレーできていなかったと思う。転機になったのは、レンタル先の栃木で1シーズンを通じてゲームに絡んだことだろう。
J2で35試合に出場すると、試合勘が戻り、本来の良さが発揮できるようになった。自信を取り戻すと、今季は磐田に戻って継続して試合に出場している。その経験があったからこそ、3月や6月の欧州遠征で手応えを掴めた。鈴木は言う。
「すべての経験が自分を成長させてくれている。これまでヨーロッパの相手とやって、成長できている自信がある」
堂々と振る舞い、チャレンジできるようになってきた。その姿は昨季とは比べものにならない。
「怖がらずにボールを受けたり、縦パスに対するチャレンジの回数が増えてきた。そこはメンタル面の変化が大きかったと思う」
そうした変化は言動にも表われている。
J2で35試合に出場すると、試合勘が戻り、本来の良さが発揮できるようになった。自信を取り戻すと、今季は磐田に戻って継続して試合に出場している。その経験があったからこそ、3月や6月の欧州遠征で手応えを掴めた。鈴木は言う。
「すべての経験が自分を成長させてくれている。これまでヨーロッパの相手とやって、成長できている自信がある」
堂々と振る舞い、チャレンジできるようになってきた。その姿は昨季とは比べものにならない。
「怖がらずにボールを受けたり、縦パスに対するチャレンジの回数が増えてきた。そこはメンタル面の変化が大きかったと思う」
そうした変化は言動にも表われている。
「最初に(パリ五輪世代のチームに)選ばれた時は自信がなかったけど、 最近はこのチームの中心選手としてやっていかないといけないと思えてきた。そうするためにも、自チームでもそうですし、ここでももっとできることがある。まだまだ成長することだらけだなと感じるけど、短い期間だけど3試合あるので、結果を残すことが一番大事だと思う」
J1だけではなく、J2でもレギュラーとして活躍している選手が少なく、層が薄いとされてきたCBのポジションで、鈴木の台頭はチームにとって大きい。守備の柱としての自覚が高まり、風格も出てきた成長株はさらなる進化を見据えている。
「縦パスのチャレンジやテンポ良く動かすことはできた部分もあるけど、もっとやらないといけない。高い位置を取った時の縦パスやボランチにつけるパスは、もっと判断を速くしたいです」
U-23アジア杯予選で自らの立場を確立できるか。バーレーンでの戦いが鈴木にとっても、チームにとっても、今後を占ううえで大きな場になるはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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“もう1つ”のU-22日本代表。サバイバルレースとなるアジア競技大会でアピールできるか
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「縦パスのチャレンジやテンポ良く動かすことはできた部分もあるけど、もっとやらないといけない。高い位置を取った時の縦パスやボランチにつけるパスは、もっと判断を速くしたいです」
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