最終戦はホスト国のバーレーン
こうした状況を踏まえると、相手との勝負だけではなく、チーム全体のマネジメントも勝負に大きく関わってくる。中2日の3連戦というスケジュールに加え、今回は最後に最大のライバルでホスト国であるバーレーン戦が組まれている。1、2戦目をしっかり勝ち切ったうえで最後の大一番にどう臨むか。つまり、一戦毎に最も状態が良い選手を起用していくしかない。
また、怪我人やコンディション不良の選手が出るだけではなく、中東の気候に慣れずに想像以上に疲労が溜まる懸念もある。だが、そうした状況は過去に経験している。
昨年3月のドバイカップでは、所属クラブの都合で合流日と離脱日が選手によって異なり、最終戦のサウジアラビア戦は18人で戦う経験もした。同年6月のU-23アジア杯では、体調不良者が続出した関係で準決勝と3位決定戦も同様に18人で臨んでいる。限られた選手で最適解を導いてきたのだ。
過去の体験も活かしながら、大岩監督がどのようなメンバーで戦い、どのようなマネジメントを発揮するのか。指揮官の手腕にも注目だ。
また、怪我人やコンディション不良の選手が出るだけではなく、中東の気候に慣れずに想像以上に疲労が溜まる懸念もある。だが、そうした状況は過去に経験している。
昨年3月のドバイカップでは、所属クラブの都合で合流日と離脱日が選手によって異なり、最終戦のサウジアラビア戦は18人で戦う経験もした。同年6月のU-23アジア杯では、体調不良者が続出した関係で準決勝と3位決定戦も同様に18人で臨んでいる。限られた選手で最適解を導いてきたのだ。
過去の体験も活かしながら、大岩監督がどのようなメンバーで戦い、どのようなマネジメントを発揮するのか。指揮官の手腕にも注目だ。
初めて全員が集合した5日のトレーニングは冒頭15分のみの公開となったが、選手たちの表情からは状態の良さが垣間見えた。小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)も3連戦に向けて闘志を燃やす。
「この暑さで(フィールドプレーヤーが)90分間走るのは大変だし、自分も試合に出た時に立っているだけで集中力が切れてしまうような状況なので、いかに試合に持っていけるかが大事になる」
見えない敵と戦いながら、1位通過を目ざす――。どんな環境でも自分たちの力を発揮できれば、自ずと予選突破は見えて来るはずだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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