水が美味しい富山では、練習中の給水も水道水で大丈夫。
話は変わるが、いつの日からか僕は水道水を飲まなくなった。
子どもの頃は学校の水道で、蛇口に口をつけてゴクゴクと飲んだ。サッカーを本格的に始めた少年時代には、練習中に水を飲んではいけないと言われ、水道水でうがいをする振りをして水を飲んだものだが、プロになれば給水がパフォーマンスを上げ、トレーニングの中で水を飲まなければいけない時代となった。
そして水の補給は、時代とともに水道水からミネラルウォーターに代わり、自宅の水道水は飲まなくなった。もう何十年もだ。
それが富山では、水が綺麗で美味しいから、練習中の給水用ペットボトルの水は水道水で大丈夫だと、マネージャーが言うのだ。
これもまた富山の魅力であろう。
トレーニングも1週間が経ち、週末(23、24日)のトレーニングマッチは雪のため中止となったが、朝の7時から(2時間)ドームを急遽、確保しくれて2日間ともしっかりとしたトレーニングができた。
トレーニング開始から高知キャンプまでの富山での2週間は「基本作り」。身体を起こし、有酸素運動を中心にじっくり身体を作るのと同時に、テクニック面のフィーリングを上げていく。そして目指すサッカーに向けて、価値観を合わせる。戦術の共有。クラブともしっかり話し合い、方向を合わせ一歩一歩進んでいく。
そんな大事な時期なのである。
富山には富山のスタイルが存在し、富山のルールができる。それは今まで僕が監督をしてきたどの地――チェンマイ(タイ)、東京、北九州――とも異なる。
人間らしく、富山らしい。カターレ富山にしかできない、そんなサッカーで目標のJ2リーグ昇格を目指して、日々努力していきたい。
まずはこうやって、富山での日々をコラムで報告することを、理解してくれたすべての人たちに感謝したい。
カターレ富山の広報、会社関係者、サッカーダイジェストWeb編集の皆さま、ありがとうございました。
2016年1月26日
三浦泰年
子どもの頃は学校の水道で、蛇口に口をつけてゴクゴクと飲んだ。サッカーを本格的に始めた少年時代には、練習中に水を飲んではいけないと言われ、水道水でうがいをする振りをして水を飲んだものだが、プロになれば給水がパフォーマンスを上げ、トレーニングの中で水を飲まなければいけない時代となった。
そして水の補給は、時代とともに水道水からミネラルウォーターに代わり、自宅の水道水は飲まなくなった。もう何十年もだ。
それが富山では、水が綺麗で美味しいから、練習中の給水用ペットボトルの水は水道水で大丈夫だと、マネージャーが言うのだ。
これもまた富山の魅力であろう。
トレーニングも1週間が経ち、週末(23、24日)のトレーニングマッチは雪のため中止となったが、朝の7時から(2時間)ドームを急遽、確保しくれて2日間ともしっかりとしたトレーニングができた。
トレーニング開始から高知キャンプまでの富山での2週間は「基本作り」。身体を起こし、有酸素運動を中心にじっくり身体を作るのと同時に、テクニック面のフィーリングを上げていく。そして目指すサッカーに向けて、価値観を合わせる。戦術の共有。クラブともしっかり話し合い、方向を合わせ一歩一歩進んでいく。
そんな大事な時期なのである。
富山には富山のスタイルが存在し、富山のルールができる。それは今まで僕が監督をしてきたどの地――チェンマイ(タイ)、東京、北九州――とも異なる。
人間らしく、富山らしい。カターレ富山にしかできない、そんなサッカーで目標のJ2リーグ昇格を目指して、日々努力していきたい。
まずはこうやって、富山での日々をコラムで報告することを、理解してくれたすべての人たちに感謝したい。
カターレ富山の広報、会社関係者、サッカーダイジェストWeb編集の皆さま、ありがとうございました。
2016年1月26日
三浦泰年