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平畠啓史チョイス“至極の11人”|3人を選んだ鹿島からMVPをセレクト。カンテの喜び時間差攻撃はハマる【J1月間ベストイレブン8月】

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2023年08月31日

樋口の喜び方は感動的だった

ディフェンスラインに堂々君臨の植田(55番)。鹿島伝統のCB正統後継者だ。写真:福冨倖希

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 ボランチはG大阪の山本悠樹と横浜F・マリノスの渡辺皓太。猛暑のなかでも渡辺の献身性は衰えるところなし。24節・FC東京戦では後半アディショナルタイムに劇的な決勝点。F・マリノスには絶対的に欠かせない選手の一人だ。

 そして、ここ最近のJ1の中盤で存在感を発揮しているのがG大阪の山本。インサイドハーフもしくはトップ下あたりで持ち味を発揮。ボランチの時はパスの正確性が目立ったが、現在はその正確性に加えて攻撃センスを余すことなく披露。23節・横浜戦で見せた、黒川圭介のパスを密集で受け、ターンして食野亮太郎へラストパスの一連の流れは美しすぎた。

 中盤の右には鹿島の樋口雄太。今月も2ゴール・2アシストと結果を残した。鹿島を代表する選手の一人ではあるが、24節・鳥栖戦でゴールを決めた時は古巣へのリスペクトを忘れず、喜びを控えめにしていたのが感動的だった。
 
 感動的と言えば、横浜から広島へ移籍したマルコス・ジュニオール。愛する横浜に別れを告げ、広島での初戦となる24節・川崎戦で1ゴール・1アシスト。彼がなぜこれほどまでに愛される選手なのかを広島でも証明し、広島の人たちの心を掴んだM・ジュニオールを中盤の左に。

 前線は京都の原大智と浦和のホセ・カンテ。以前よりも力強さが増した印象の原。彼が前進することでチーム全体に前向きのパワーをもたらすことができる。

 そして、3試合連続ゴールのJ・カンテ。シュートを打つタイミングが絶妙でおもしろい。シュートが決まりそうだとこちらが身構える前にシュートが決まっている。あのゴールの喜び時間差攻撃はハマる。これからもどんどん狂わせてほしい。

 MVPは8月唯一3勝を挙げた鹿島のディフェンスラインの顔、植田。ディフェンスラインには植田のような頼りになる漢が必要だ。

取材・文●平畠啓史

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