「自分がカバーしてあげたかったけど...」
一方のI神戸は、ジョルディ・フェロン監督のもと、過去2年間とやり方を変えて、4バックで初戦に臨んでいた。また、代表組4選手が疲労を考慮されて欠場。他チームからの移籍選手や、昨季は出場機会に恵まれていなかった選手も多いスターティングメンバーだった。
「前半は満足なプレーができませんでした。私たちにとって悪い時間帯で点を取られてしまい、試合を取り戻すまでに時間がかかってしまいました。自分たちがやろうとしていることがなかなか上手くできませんでした。前半、大宮が我々を上回っていたというのは事実です」とフェロン監督。ここまで練習や親善試合で積み上げてきたことを、この試合の前半で上手く出せなかったことに敗因を求めた。
「前半は満足なプレーができませんでした。私たちにとって悪い時間帯で点を取られてしまい、試合を取り戻すまでに時間がかかってしまいました。自分たちがやろうとしていることがなかなか上手くできませんでした。前半、大宮が我々を上回っていたというのは事実です」とフェロン監督。ここまで練習や親善試合で積み上げてきたことを、この試合の前半で上手く出せなかったことに敗因を求めた。
57分、見事なターンからのゴールで、一矢を報いた成宮唯は、「(メンバー構成については)言い訳にしかならないし、ピッチに入ったら関係ない。自分自身はそう考えて、ここまで一か月間やってきたつもりです。(今日の前半は)それぞれの選手が持っているものを出し切れなかった。若い選手が多かったので、そこを自分がカバーしてあげたかったけど、それだけの余裕がなかった」と言う。多くのタスクを課せられていることもあり、昨季以上にピッチのいたるところで戦う姿があった。
I神戸にとって、WEリーグ創設後、開幕前の公式戦で敗北を喫するのは初めてのことだが、様々な要因が重なったうえでの結果だ。次節以降の巻き返しを期待したい。
取材・文●西森彰(フリーライター)
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