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【サッカーダイジェストの視点】拍子抜けだったサウジアラビア。ペナルティエリア内での教訓は活かしたい

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月20日

ペナルティエリア内での守備は改善が必要。

植田(5番)、奈良(13番)を中心とするDF陣の高さは、攻守両面で強さを発揮。だが、ペナルティエリア内での対応はイラン戦に向けて修正したい。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、サウジアラビア戦では良い教訓もあった。それがPKを奪われ、失点したシーンだ。
 
 ファウルとなった植田のプレーは本来、流されてもおかしくないものだったが、チームとしてPKを取られたのはタイ戦に続きこれで2度目(ちなみにタイ戦では逆に日本もPKを得ている)。今予選のレフェリーはエリア内でのファウルに敏感になっているように感じられ、決勝トーナメントでも細心の注意が必要だろう。
 
 その点は指揮官も「ゴール前での相手のパワープレーにはもっと気を付けなければいけない。今日のサウジは中盤での作りは早くなかったが、アタッキングサードに入ったらゴリゴリやってくる傾向にあった。日本はそこでバタついてしまう。それと審判が(PKを)取りたがる点にも警戒が必要。ボールが来る前に足を動かさなくてはいけない。それをしておかないと、手をかけてしまうなど、慌てた対応になる」と注意を促す。
 
 サウジラビア戦の失点で1次予選から続いていた無失点記録は5でストップした。ただ見方によっては、グループリーグでこのような点の失い方を経験しておいて良かったという考え方もできる。
 
 次戦からはいよいよ負けが許されない決勝トーナメントに突入する。そのなかで日本はしたたかに手堅く戦うことができるのか。「今大会、(イランと同じ)中東勢と初めて対戦して勝てたことは自信につながる」(手倉森監督)というポジティブな面を捉えつつ、3戦全勝の勢いを持って戦いたい。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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