【サッカーダイジェストの視点】拍子抜けだったサウジアラビア。ペナルティエリア内での教訓は活かしたい

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2016年01月20日

イラン戦の“シミュレーション”のはずが肩透かしにあった感が。

大島(8番)、井手口(19番)のゴールで勝ち切った日本。司令塔の大島にゴールが生まれたのは明るい材料だ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 リオ五輪アジア最終予選のグループリーグ最終戦・サウジアラビア戦で、日本は3日前のタイ戦から10人を入れ替えて臨んだ。それでも2-1で勝利を収め、3戦全勝で決勝トーナメント進出を果たした。
 
 日本がこの日、採用したシステムは過去2戦の4-4-2ではなく、4-3-3。アンカーに三竿、その前のインサイドハーフに大島と井手口を並べたが、序盤は三竿の両脇のスペースを上手く使われ、苦戦を強いられた。しかし、31分に大島の目の覚めるようなミドルで先制点を奪うと、今予選初出場となった井手口が後半に追加点。PKで1点を返されたものの、その後は危なげなく試合を締めた。
 
 第2節を終えた時点で決勝トーナメント進出を決めていた日本は、サウジアラビア戦を、同じ中東の国として準々決勝のイラン戦の「シミュレーション」(手倉森監督)と位置付けていた。
 
 しかし、「もっと歯応えがあると思っていた。イランはもっと体格に幅があって、身体の使い方が上手い。サウジにはそこまでの強さは感じなかった」と指揮官が語ったように、サウジアラビアのパフォーマンスにはやや拍子抜けの感があった。
 
 中盤2列目のファハド、カノー、アシリ、1トップのアルガムディらは個々で実力の高さは示したが、チームとしてのまとまりはなく、ゴール前の迫力はイランに遠く及ばず。日本にとって良き準備の場になったかは甚だ疑問が残る内容となった。
 
 この日の収穫と言えるのは無傷でグループリーグ突破を決められたこと、「彼が復調することでもたらしてくれる影響は絶大」と手倉森監督が認める、チームの司令塔・大島が勢いに乗れたことだろうか。
 

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト4月23日号
    4月9日発売
    戦術&システムで
    読み解く
    J1&J2全40クラブの
    「10年史」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    4月2日発売
    海外番記者がランク化!!
    クラブ別レジェンド
    「完全格付け」
    最も貢献度が高かったのは!?
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ