最初の20分で戦い方が変わる。
また前日練習では2日続けてのセットプレーの確認も行なった。この日は攻撃面の動きを繰り返した。
キッカーを務めそうなのは、左利きの山中、右利きの矢島、大島、南野だ。その際に、サプライズで先発の可能性が出てきたのが矢島だ。前述の11対11では途中までビブス組に入り、精力的にプレー。正確なプレースキックは魅力で、矢島が試合開始から登場し、南野が“スーパーサブ”で起用される形も考えられる。
一方、初戦の対戦相手、北朝鮮に関してはいまだ“謎”な部分が多い。現状で大会登録メンバーをひとり少ない22人しか発表しておらず、エース格と目されたパク・ヒョンイルは落選。試合の6時間前までなら登録選手の変更が認められているが、なにか驚きの手を使ってくるかもしれない。
選手たちは「北朝鮮はロングボールを主体にしてくる」とのイメージを共有しているが、虚を突く相手の動きにも注意が必要だろう。
手倉森監督は初戦に向けて最初の20分で戦い方が変わると話す。「0-0で過ぎるか、最初に取るか。その後の相手の出方も変わってくる」。指揮官が重要視する立ち上がりに若き日本代表はどのような姿を見せるのか。いよいよ五輪への厳しい戦いが幕を開けようとしている。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト)
キッカーを務めそうなのは、左利きの山中、右利きの矢島、大島、南野だ。その際に、サプライズで先発の可能性が出てきたのが矢島だ。前述の11対11では途中までビブス組に入り、精力的にプレー。正確なプレースキックは魅力で、矢島が試合開始から登場し、南野が“スーパーサブ”で起用される形も考えられる。
一方、初戦の対戦相手、北朝鮮に関してはいまだ“謎”な部分が多い。現状で大会登録メンバーをひとり少ない22人しか発表しておらず、エース格と目されたパク・ヒョンイルは落選。試合の6時間前までなら登録選手の変更が認められているが、なにか驚きの手を使ってくるかもしれない。
選手たちは「北朝鮮はロングボールを主体にしてくる」とのイメージを共有しているが、虚を突く相手の動きにも注意が必要だろう。
手倉森監督は初戦に向けて最初の20分で戦い方が変わると話す。「0-0で過ぎるか、最初に取るか。その後の相手の出方も変わってくる」。指揮官が重要視する立ち上がりに若き日本代表はどのような姿を見せるのか。いよいよ五輪への厳しい戦いが幕を開けようとしている。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト)