「信じられないようなプレーを連発する」
ちなみにジャマルの誕生日は来月13日。ラ・リーガでは16歳に達するとプロ契約を結ぶことが可能になる。
その一つの節目を控え、今年3月、イバン・デ・ラ・ペーニャからジョルジュ・メンデスに代理人が変わった。ジャマルが次代を担うスター候補への仲間入りを果たしたことを告げる出来事でありで、このプロセスは、同じくメンデスが代理人を務めるアンス・ファティとアレハンドロ・バルデも経験している。
もっとも、大物代理人の登場は必ずしもクラブにとって歓迎すべき事態ではない。ラ・マシアの関係者はこう証言する。「16歳まではいいんだ。相談相手はいつも両親だしね。でも今回のジャマルのように、16歳を境に、代理人が首を突っ込んでくるようになる」
その一つの節目を控え、今年3月、イバン・デ・ラ・ペーニャからジョルジュ・メンデスに代理人が変わった。ジャマルが次代を担うスター候補への仲間入りを果たしたことを告げる出来事でありで、このプロセスは、同じくメンデスが代理人を務めるアンス・ファティとアレハンドロ・バルデも経験している。
もっとも、大物代理人の登場は必ずしもクラブにとって歓迎すべき事態ではない。ラ・マシアの関係者はこう証言する。「16歳まではいいんだ。相談相手はいつも両親だしね。でも今回のジャマルのように、16歳を境に、代理人が首を突っ込んでくるようになる」
こうして弱冠15歳にして様々な話題を提供しているジャマルだが、この宝石をバルサに連れてきたのが、元カンテラのディレクター、ジョルディ・ロウラだ。当時をこう回想する。
「ジャマルはプレベンハミン(U-8)の選手だった。スピードはそこそこあった程度で、特に目を引く存在ではなかった。素晴らしかったのはその後の成長だ。いつも我々を驚かせてくれる。ベンチに座って試合を見ていても、信じられないようなプレーを連発する。ドリブル、フィニッシュ、ゲームメイク、パスとどんなプレーでも驚きを提供する。現在バルサのカンテラの中で最も才能のある選手だ」
ジャマルはバルサのカンテラが誇る逸材だ。ラ・マシアの中で、そのことに気づいていないのはあるいは本人だけなのかもしれない。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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「ジャマルはプレベンハミン(U-8)の選手だった。スピードはそこそこあった程度で、特に目を引く存在ではなかった。素晴らしかったのはその後の成長だ。いつも我々を驚かせてくれる。ベンチに座って試合を見ていても、信じられないようなプレーを連発する。ドリブル、フィニッシュ、ゲームメイク、パスとどんなプレーでも驚きを提供する。現在バルサのカンテラの中で最も才能のある選手だ」
ジャマルはバルサのカンテラが誇る逸材だ。ラ・マシアの中で、そのことに気づいていないのはあるいは本人だけなのかもしれない。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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