元ビジャレアルのブルーノ・ソリアーノも、「グアルディオラは選手の能力を伸ばす術に長けた監督だけど、ロドリの場合は特にそれが顕著に現われている」とその成長ぶりを認める。
ブルーノは、ロドリがビジャレアルのトップチームに昇格した時のチームメイトだ。そのプレーを目の当たりにして、後継者に指名するに至った根拠を次のように説明する
「最初の練習で、特に目を引いたのが、17歳にしてポジションニングを習得していたことと、ボールに食らいつくアグレッシブさを備えていたことだ。チームメイトと身体をぶつけ合うことに躊躇しなかった。ボールを扱わせても、ポテンシャルの高さを感じさせた。ミスをすることがなかった。マドリー戦での活躍も驚くことはなかった。ビジャレアルでもアトレティコでも同じプレーを見せていたからね」
「ロドリがいなければ不可能だった」ペップが絶賛したシティMFの“覚醒”。ビジャレアル時代の先達は「最初の練習からミスをしなかった」【現地発】
カテゴリ：連載・コラム
2023年06月24日
「ボールに食らいつくアグレッシブさを備えていた」
今シーズン、公式戦56試合に出場。うち52試合はスタメン出場で、トータルのプレータイムは4478分に達する。2015－16シーズンにビジャレアルでデビューして以来、自己最高の数字だ。
シティをCL初制覇に導いたファイナルのインテル戦での決勝ゴールは、そんなシーズンを通して活躍したMFの勲章でもあった。
文●ラディスラオ・J・モニーノ（エル・パイス記者）
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
【動画】CL決勝で決めたロドリのゴラッソ
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